「自身の考え方における、やわい部分(臨機応変さ)、カタい部分(こだわり)」を問われると、三浦は「基本的にこの世界にいたら臨機応変でいないと。特にドラマの現場なんていうのは、スケジュールも変わるし、スタッフも変わるし、毎日同じことはないので、そこは常に臨機応変ですね。プライベートでも臨機応変なタイプなので、余力はいつも持っているタイプです」と語る。
また、「こだわりは、昔からなんですけど、ヘアワックス、ボディクリーム、香水などが付いた状態で寝られないんですよ。絶対にお風呂に入ってからじゃないと枕に頭を付けられなくて、どうしても疲れていたりする日は、タオルを枕に巻いて寝ます。あと、ラーメンは固めです」と明かした。
松井は、「切り替えが割と早い方。これがもう無理だなと思ったらじゃあもう違う方で頑張りますみたいな。自分ができなそうなことはできる方向に考えていこうというか、ちょっと駄目なことがあってもじゃあどうしたら良くなるかという方に転換して考える切り替えの早さはあります」と自己分析。
こだわりについては、「かき氷がすごく好きで、できるだけ溶かさずに食べることくらい(笑)。お皿の底に溶けているのを見ると本当に悲しい気持ちになっちゃうので、できるだけ汁の少ない状態で食べ切る。汁をすくって食べるのではなく、その状態で。氷を食べたいんです。そのきれいな状態のままお皿を返すということが作っていただいた方への最大限の誠意だなと思っているので、それが生きている中で一番のこだわりだと思います(笑)」と唯一のこだわりを明かした。
「役柄と似ている部分」の質問に、三浦が「最近は小柳に浸食されつつあって、家でも小指が立っていたり(笑)」と話し出すと、すかさず松井が「喋っていても、『私ね』って喋ってます」と指摘。
三浦は会見中の座り方にも女性らしさが出ており、「この服でいると駄目ね」などと自嘲して会場に笑いが起きる。さらに、「だいたい夜8時くらいになってくるとやっとオネエが抜けてくる感じです。ジジイになってきます(笑)」とコメントし、どっと笑いが起きた。
松井は、「喋っている途中で急に我に返ってしまうことが藤子もよくあるんですね。その基本的な思考の働き方は似ている部分が多いなと思います」といい、「今撮影している本編が、藤子がステップアップして前向きになっているところなので、それに合わせて私もすごく前向きな気持ちで生きていけるようになってきています」と語った。
「第1話で注目してほしい見どころポイント」については、三浦が「小柳のオネエが出てくる瞬間までノンストップで行くので、そのタイミングを見ていてほしいと思います。あとは『藤子を変えます』と言うところかな」とアピール。
松井は、「小柳さんが藤子を変えると言うところまでが1話の物語なんですけど、そこまでにもキュンポイントがいくつかあって、酔っぱらってしまった藤子と小柳さんの二人のシーンがとてもキュンとすると思うので、そこに注目してもらえたらなと思います」と語った。
さらに、「第1話で印象に残っているシーンやせりふ」について、松井が「『小柳さんってオネエだったんですか?』って言ったときの…」と語り出すと、「『そうよ!バッキバキのオネエよ!』って(笑)」と三浦が応戦。実はそれが三浦のアドリブだったらしく、松井は「すごくパンチのある言葉だなと思ってました(笑)」と振り返った。
また、最初の出会いの飲み会のシーンでも、三浦が「お生ちょうだい」と言うなど、少しだけオネエ口調が出ているといい、自由にアドリブを入れていることが明らかに。
最後に視聴者へ向けて、三浦が「共感できる作品を届けたいと思っていますので、これを見て『また明日から頑張ろう』という気持ちになってもらえたらうれしいです」とアピール。
松井は「藤子だけじゃなく、どの登場人物たちも自分を変えたいという気持ちで一歩踏み出していく、みんなの成長物語だと思っています。なので、見ている方に『自分も変わりたい』『一歩踏み出したい』という気持ちになっていただけたらうれしいなと思います」とメッセージを送り、イベントは終了した。
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