BEYOOOOONDSが8月5日、世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2023」(8月4～6日、お台場・青海周辺エリア)のHOT STAGEに登場。前日には先輩グループ・つばきファクトリーの代打としてHOT STAGEでライブを行った彼女たちが、2日連続貫禄のパフォーマンスでHOT STAGEを沸かせ、メインステージ二日目のトリを飾った。
8月7日(月)にメジャーデビュー4周年を迎えるBEYOOOOONDSは、一岡伶奈、島倉りか、西田汐里、江口紗耶、高瀬くるみ、前田こころ、山崎夢羽、岡村美波、清野桃々姫、平井美葉、小林萌花、里吉うたのの12人で出演。独特の入場SEに載せて、夜の屋外でもライトによく映えるド派手な蛍光色の衣装で現れた。
「激辛LOVE」で会場をいきなりHOTにした後は、つい一緒に口ずさみたくなるような歌とトリッキーなダンスも魅力的な「Hey！ビヨンダ」を披露し、MCタイムへ。
MCでは、それぞれ「今日の足の長さはスイカ5つ分です」(江口)、「夏に食べたい納豆料理は納豆うどんです」(小林)、「好きな空手の技は正拳突きです！(実演付き)」(前田)、「この夏成長したことは、激辛とはいきませんが辛いものを食べられるようになったことです」(里吉)、「好きな鉄道はE233系の中央線です」(一岡)、「夏にピッタリだなと思うアメ車はフォードのカントリー・スクワイアです」(岡村)、「今皆さんにしてほしいことは…夜とはいえ暑いので水分補給で～す！」(高瀬)、「夏に見たい宝塚(歌劇団)の作品は『ミー・アンド・マイガール』です」(平井)、「夏に毎日履いているものはサンダルです」(島倉)、「HOT STAGEのみんなに聞かせたいヒューマンビートボックスのフレーズは…(実演)です！」(清野)、「好きな冷やし中華のタレはごまダレです！」(西田)、「夏にしたいことはスキップです」(山崎)と、個性あふれる一言を添えて自己紹介し、会場をほっこりとさせた。
そして、高瀬が「先ほどフィロソフィーのダンスさんのライブを袖から見せてもらっていて、めっちゃ盛り上がっていたじゃないですか皆さん！その調子でBEYOOOOONDSももっともっと盛り上がってくれますか!?」とあおり、「HOT STAGEの今日のトリということで気合い入っているので一緒に盛り上がっていきましょう！」の掛け声から、5月の「BEYOOOOOPHONIC」でサプライズ披露してファンを驚かせた、宇宙を感じる壮大な楽曲「恋する銀河」を歌唱した。
その後も「虎視タンタ・ターン」「ニッポンノD・N・A！」でBEYOOOOONDSの世界観を体現していき、多くのメンバーが新型コロナウイルスに感染してしまい、出演キャンセルとなった昨年の鬱憤を晴らすかのようにパワフルなステージを展開。ラストは「みんなまたBEYOOOOONDSと一緒に遊んでね～！」の呼び掛けから、「オンリーロンリー」で締めた。
なお、BEYOOOOONDSは現在Hello! Project 2023 Summer CITY CIRCUIT「BEYOOOOONDS CONCERT TOUR『NEO BEYO』ENCORE」を開催中。さらに9月9日(土)、10日(日)には「Hello! Project 25th ANNIVERSARY CONCERT」に出演する予定だ。
「TOKYO IDOL FESTIVAL(TIF)」は、お台場で開催される世界最大のアイドルフェス。アイドル戦国時代と称され、アイドルブームが再燃し始めた2010年に、日本初の“アイドルに特化した大規模同時多発的音楽フェス”として、東京・品川でスタートした。
新型コロナウイルスの影響により、2020年は初のフルオンラインフェス、2021年は一部ステージを有観客にしてリアルとオンラインのハイブリッド型で、2022年は3年ぶりに会場全体を有観客にして開催された。そして、2023年は4年ぶり観客による歓声、ジャンプも解禁される。
◆取材・文＝SAKURAI