ABEMA西澤由夏アナ、“恩人”千鳥に感謝「番組で私のキャラクターを引き出してくれた」

2023/08/05 19:29 配信

グラビア 会見

西澤由夏撮影:栗原祥光

ABEMAのアナウンサー・西澤由夏が、初のフォトエッセー「ABEMAアナウンサー西澤由夏です」(ワニブックス)を、8月12日に発売。それに先立ち同月5日、都内で先行お渡し会イベントが行われた。

ABEMA初のアナウンサーが30歳を機に自分を振り返る1冊


ABEMAの初代アナウンサーとして活躍する西澤。小学2年生の頃からアナウンサーに憧れ、アナウンサーになるべく、中央大学在学中は4つアナウンススクールに通う他、大学のミスコンでグランプリを獲得。だが、万全を期してキー局のアナウンサー試験に応募するも全て不採用。

結果、サイバーエージェントの営業職に就いたのだが、入社2年目にABEMAのアナウンサー試験が初めて行われ見事合格。2018年からABEMAの専属アナウンサーとして、現在同局の番組に多数出演している。持前のキャラクターと、経歴から”下剋上アナ”として注目・人気を集め、2022年9月発売の青年誌「週刊ヤングジャンプ」(集英社)では表紙と巻頭グラビアを飾るまでに至っている。

そんな西澤が30歳の節目に刊行する本著では、デートシチュエーションやグラビアなど、普段の番組では見せたことがない一面を収録。さらには地元で過ごしたプライベートショットや、仕事中の秘蔵写真も収録されている。また36本のエッセーを執筆。そこには、生い立ちや日々気になること、仕事、自身の内面について書きつづられている。

出来上がったばかりのフォトエッセーを手にし「1週間後に書店に並ぶと思うとゾワゾワしますね」と笑顔。「まさか30歳という人生の節目に本が出せるなんて、半年前には思っていなかったです。ありがとうございます」と喜びを語った。

そして発刊の話が来た時の事を振り返り「確か年末の生放送特番に向かおうとしたタイミングで、アナウンス室長から電話がかかってきて。やってみないか、と言われて、えー? 私が本を出せるの? ってなりましたけど、やります!とすぐにお返事をしました」と、当時を振り返った。そして「身の丈に合っていないことはわかっていましたけれど、やってみよう、チャレンジしてみようと思いました」と明かした。

本著では36本のエッセーが収録されている。「執筆は1週間に2本提出するというノルマがあって。そういうのに燃えるタイプなんです。仕事でもタスクをこなすのが大好きなので、そこは大変だとは思いませんでした」とコメント。

そして「業務量を減らさず、というのを自分の中で決めていたので、普段の収録の合間に書いたり、仕事が終わってから家やカフェで書きました。で、基本夜型なので、だいたい3時とか4時とかまで書いて、メールでお送りしていました」と執筆時を振り返った。

執筆そのものは大変ではなかったというが、「心配性なので『もう1回、確認する時間は頂けませんか?』とお願いしてしまい、1週間で36本を見直すという作業が大変でした」と語った。

“等身大”を収めた写真を紹介


写真は1泊2日で千葉で撮影。「ロケは楽しかったです。雨予報だったのですが、その日だけ晴れたんです。大変だったのは、デートシチュエーションで『市原ぞうの国』に行って、いろいろな動物と一緒に撮影したんですけど、なかなかクジャクが開いてくれなかったりとか(笑)。動物たちと息を合わせることに苦労しました」と笑顔で告白。「うまく息を合わせて撮れたので、そこを見てほしいです」と写真をアピールした。

お気に入りはソファに座った1枚。「普段ダメージジーンズを履かないですし、おなかも出さないんですよ。それに大人っぽく撮れたなぁと。いつもと違う私が写っているかなと思います」と理由を紹介。

そして「時間があったので、いろいろできたと思うのですが、このフォトエッセーのテーマは”等身大”なので、あえてボディーメークはしませんでした。強いていえば、撮影前日に踵の垢すりに行った程度です」と、素の彼女のボディーを納めていることを明かした。

そして「学生時代にバスケットボールをやっていたのですが、その時の筋肉が背中に残っていて。今回背中がガッツリと開いたドレスを着ているので、そこを見てほしいです」とアピール。

生い立ちや学生時代の写真も収録されていることについては、「改めて人生を振り返る良い機会になりました。写真に残っているものは楽しかった思い出ばかりなのですが、写真を見ながらその前後に起きた悲しかったことなど、いろいろなことを思い出しました。だから30歳を前にして、出せてよかったなと思います」と、本著が彼女のターニングポイントになる1冊であることを明かした。

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