湊はお風呂のなかでも「シンのやつ、口答えしやがって。赤ちゃんのくせに! 全然俺のこと信頼してないじゃねぇか。あーもー! 絶対俺は悪くない!」とプンプンモード。
そのままお風呂でのぼせてしまった湊が居間で横になって休んでいると、「何やってるんですか、風呂でのぼせるなんて」と慎太郎。「仕方ないだろ、お湯が熱すぎるんだよ」と湊は減らず口を叩き、すかさず慎太郎の足元をチェックして、ガムテープの境界線からはみ出してることを指摘する。
「風呂を沸かした俺のせいだって言いたいんですか?」と慎太郎は湊にタオルを投げつけて「いい年した大人なんですから自分の体の管理くらい自分でしてください」と言い残して出ていく。怒りながらもタオルを渡し、テーブルには水を入れたコップまで置いていく慎太郎はなんだかんだ言っても、湊のことが大好きなワンコだと感じられる。
夜、湊の部屋にやってきた慎太郎。「湊さん」と声をかけても返事がなく、慎太郎が部屋に入ると湊はすっかり寝入っている。さっきまで怒っていたのに、バンザイポーズですやすや眠る湊はまるで赤ちゃんのよう。慎太郎はそんな湊のおでこにそっと手をやってほほ笑み、布団をかけてやるのだった。
湊が素直じゃなくて、見ている方もやきもきさせられるが、慎太郎がそんな湊のことをわかったうえで大好きでいることにほっこりとさせられる。犬も食わない夫婦喧嘩の状態で、2人がよりカップルらしくなったことに心が温まった。
※超ときめき宣伝部の正式表記は、ときめきと宣伝部の間に白抜きハートマーク
◆構成・文=牧島史佳
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