稲葉友“柊”が西垣匠“慎太郎”に恋の苦しさを吐露する姿にキュンキュン＜みなと商事コインランドリー2＞

柊は明日香のことを考えると胸が締め付けられると慎太郎に話す

慎太郎が「はぁ？」と驚いて手を引っ込めると、「慎太郎は医大生でしょ、何か異常に気づくかと思って。実は最近、ときどき胸が苦しくなるんだ」と柊は話す。

慎太郎から原因を聞かれた柊が「よくわからないんだけど、明日香のことを考えると胸が締め付けられる」と言うと、慎太郎はバカバカしそうにため息をつく。「これ変だよね？」と柊が尋ねると、「いえ、俺はむしろ湊さんといて、胸が苦しくないときはないですけど。そばにいてもいなくても苦しいし、愛おしいし、腹も立つし、自分でもいやになるけど、やっぱり愛おしいです」と慎太郎は切々と語る。

「愛おしい…」と人間の言葉を覚えようとするモンスターのように柊は言葉を繰り返し、明日香のことを思い出す。

胸に手を当てて「俺は慎太郎みたいにいつもじゃない」と柊が言うと、慎太郎は「それは人それぞれ違うんだと思います。俺の湊さんへの思いは俺だけのものだし、柊さんの気持ちだってそうです。だからきっと英も柊さんに対してあいつだけの思いがあるんじゃないですか？」と優しく話す。柊は慎太郎の言葉を聞いて胸に手を当てて思いにふけるのだった。

これまで明日香が一生懸命アプローチしても全然響かない柊だったが、明日香にドキドキとしている様子が見て取れた。やっと明日香が報われる思いがして嬉しくなる。そして、初めて恋する気持ちを知った柊にキュンキュンとさせられた。

※超ときめき宣伝部の正式表記は、ときめきと宣伝部の間に白抜きハートマーク

◆構成・文＝牧島史佳