アイドルグループ「マジカル・パンチライン」がCDデビュー1周年を記念した1stワンマンライブ「World's End Wonderland : Episode I」を、7月15日に東京・新宿ReNYで開催した。
「マジパン」の愛称で知られるマジカル・パンチラインは、元アイドリング!!!のメンバーだった佐藤麗奈が中心となって2016年より活動をスタート。「メンバー全員“顔面偏差値70以上”」というキャッチフレーズが話題となり、同年7月にはミニアルバム『MAGiCAL PUNCHLiNE』でCDデビューした。これまで「定期公演」の形ではグループのみでライブを行ってきたが、「ワンマンライブ」を銘打った形はこの日が初となっている。
ライブは過去発表した2枚のミニアルバムからの楽曲を収録順に披露しつつ、各曲の間にラジオドラマをインサート。また“魔法学校の夏休み”をテーマにしたミニドラマ風の映像もステージ上のスクリーンにて放映されるなど、「普通のワンマンライブとは違う、マジパンらしさが溢れている」(佐藤麗奈)構成だった。
2枚のミニアルバム収録曲を歌い上げたあとは、8月9日に発売される1stシングル「パレードは続く」から3曲を披露。合わせて「パレードは続く」のMVもスクリーン上で初公開された。
その後、アンコールではメンバーも出演、歌唱している「ロッテ Fit’s“2年F組 Fit’s組”」のCMソング「誇り」「走れ!」、そしてマジパンの楽曲中でも屈指のアッパーチューン「マジカル・ジャーニー・ツアー」「万里一空 Rising Fire!」を続けて熱唱し、約2時間のステージは大団円を迎えている。
すべてのパフォーマンスを終えて、それぞれ集まったファンに謝辞を。「1年前はこんな場所でワンマンライブができるとは思ってなかった」(浅野杏奈)、「ずっとやりたかったワンマンができて感激」(小山リーナ)、「チケットがソールドアウトしたと聞いて本当にうれしかった」(清水ひまわり)と、それぞれ笑顔を見せながら語った。
続く沖口優奈は「ワンマンライブが発表されてから、本当に(客席が)埋まるか不安だった」と口にすると、感極まって落涙。「結成1周年のときも泣いて、きょうは泣かないと思ったけど…」と言いながら、やりきったワンマンライブだと振り返った。
そして最後にマイクを持った佐藤麗奈は「きのう寝られなくていろいろ考えていたんですけど、『なぜ人生は一回なんだろう?』と思ったりして。ツラいこともあるけど、でも楽しいことがあるから頑張れるんだと思う」と沖口同様涙ながらに語りながら、「人生の中で“マジパン人生”は短いかもしれないけど、長くないからこそ充実したものにしたい。これからもっと大きな会場でワンマンライブをやりたいし、全国ツアーもやりたいなと思います。皆さん、応援よろしくお願いします!」とCDデビュー2年目の飛躍を誓っていた。
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