コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、都会さんの漫画「お土産選びに苦労するお話」だ。
作者である都会さんが7月27日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、4.1万件を超える「いいね」が寄せられ、Twitter上では「応援したくなる!」「おじさんかわいすぎる…」「言葉にするって大切…」「勉強になる…」「努力が報われていてよかった!」などの反響の声が多数寄せられている。この記事では都会さんにインタビューを行い、創作の背景やこだわりについてを語ってもらった。
大阪土産を会社のみんなに勝ってきた課長。いつもテレビやネットで女性ウケのいいお土産を調べ、喜んでもらえるようなものを渡すように心がけているのだが、女性社員にお土産を渡すも反応がパッとしないどころか、困った顔をされてしまうことに悩んでいた。「若い子にイケてるって思われたい」「おじさんだからって思われたくない」という強い気持ちを持っている課長だが、女性社員の中では意外な評価が…。
――「お土産選びに苦労するお話」を描こうと思ったきっかけや理由があればお聞かせください。
お土産選びって、地味だけど大変だよね…という思いから描きました。
――お土産で職場の人に喜んでもらいたい上司の様子が「かわいい」と話題ですが、こだわった点などがあればお聞かせください。
謙虚そうに見えて意外と欲深い人(犬)なので、いやらしくならないように表情がよく分からないメガネをかけさせました。
――本作の中で、特に思い入れのあるシーンやセリフがあればお聞かせください。
部下の中村くんの「昼飯行っていいっすか?」のところです。ネームでは隅の方にちょこんと小さく描いていたのですが、気に入ったので仕上げの時はページの半分スペースをとりました。
――普段作品のネタ(ストーリー)はどのようなところから着想を得ているのでしょうか?
自身の実体験を元にしていることが多いです。今回のお話で言うと、私がお土産おじさんということになります。
――都会さんの今後の展望や目標をお聞かせください。
現在Souffle(秋田書店)というサイトで、憂鬱どうぶつ(株)という漫画を連載させていただいています。(今回のお土産のお話も憂鬱どうぶつ(株)の第2話に入っています!)
長年温めていた思い入れのある作品なので、この作品を多くの人に好きになってもらえたらいいなと思っています。
――最後に作品を楽しみにしている読者やファンの方へ、メッセージをお願いします。
いつも漫画を読んでいただきありがとうございます!日常漫画も連載漫画も、たくさん描いていきますのでお楽しみに。
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