――深谷かほる原作の漫画「カンナさーん!」がTBS系でドラマ化され、7月18日(火)にスタートする。主人公の働くスーパーママ・カンナを演じるのは渡辺直美だ。
渡辺:まさか私が主演で、しかも“逃げ恥”枠ということにビックリしました! 先輩芸人さんからは「ますます肩書が分からなくなったな」とイジられたんですけど(笑)。でも原作漫画の表紙を見たときに、描いてあるカンナさんが私そっくりで(笑)。なのでやるしかない!と思いましたね。
――超ポジティブでパワフルなカンナさんをどう演じるのだろうか。
渡辺:私、ポジティブな人って苦手なんですね。それは、人が悩んでいても、「何落ち込んでんの?、前向いていこうよ♪」って、盛り上げるだけで、悩んでいる人の気持ちを無視する人が多いから。でもカンナさんって、その人の心に寄り添って行動してあげるんですね。そういうことができる人って、自分に余裕のある人が多いと思うんですけど、カンナさんは全く余裕もないんです。それでも人を助けてあげられる人柄が魅力だし、すてきだなって。見てくださる方に、彼女から元気をもらったと言っていただけるようにしっかり演じたいです。
――とはいえ、カンナさんは1児の母。演じるに当たって不安もある。
渡辺:母親役はCMではありますが、コントでも演じたことがないので、自分に子供がいるという感覚を早く付けたいですね。ファッションはいろんな格好をするんですけど、母親なので動きやすいということが大前提。その中で私の好きな服装も取り入れているので、ママさんの参考になればうれしいですね。息子役の川原瑛都くんとはポスター撮影で私にキスをするカットがあったんですけど、最初は「マジかよ」みたいな反応だったんですけど(笑)。でも今では距離も縮まりました! 旦那さん役の要潤さんには、お芝居を始め全ておんぶに抱っこでいこうと思っています。まずは、行きつけの焼き肉屋さんに連れていこうかな。外食で胃袋をつかみます(笑)
――物語では旦那の浮気発覚から変化していく家族の関係にも注目。自身の理想の家族とは?
渡辺:みんなでふざけて笑っているような家族がいいですね。なので旦那さんは笑いのツボが合う人がいいですね。かといって、ふざけてばかりでもなく、真面目なときはちゃんとするみたいな家族が理想です。私は一人っ子だったので、子供は5人欲しいですね。男・男・女・男・女のきょうだいがいいかな。男兄弟の中にいる女のコは強くてかっこ良く、末っ子の女のコはみんなに甘やかされて姫のように育ってほしいんです。っていう話をすると、じゃぁそろそろ相手見つけなきゃいけないんじゃない!?って周りに言われちゃうんですけど(笑)。
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