「FF13」発売でスピードワゴン・小沢一敬が「ファンタジーの世界に引っ越したい」

2009/12/20 14:17 配信

芸能一般

「FINAL FANTASY XIII」のカウントダウンイベントに出席した小沢一敬、優木まおみ、高橋愛(左から)

プレイステーション3用RPG「FINAL FANTASY XIII(ファイナルファンタジーXIII、以下FF13)」が17日に発売され、東京・SHIBUYA TSUTAYAでは朝7時の発売に合わせてカウントダウンイベントを開催。ゲストにタレントの小沢一敬(スピードワゴン)、優木まおみ、高橋愛(モーニング娘。)、同ゲームのテーマソング「君がいるから」を歌う菅原紗由理が登場した。

同ゲームは'87年に第一作目が発売されて以来、シリーズ累計販売本数8500万本を記録する大ヒットタイトルの最新作。発売日にいち早くプレーしようと、同店には朝早くから約350人のファンが列を作るという盛況ぶりだった。「FF13」は天空の楽園“コクーン”を舞台に“ライトニング”と呼ばれる謎の美女と仲間たちが、人々を変えてしまう「ファルシの呪い」に立ち向かい、世界を守るために戦うというファンタジックなストーリーだ。

イベントは菅原がテーマソングを歌って幕開け。続いて登壇したスクウェア・エニックス代表取締役社長の和田洋一氏は、初期出荷本数がすでに180万本を超えたことを報告し、「大変お待たせしました。このゲームはクリエーターたちが作り上げたひとつの世界。隅々まで見渡して思う存分世界に浸ってください」とファンにメッセージを送った。

同シリーズの大ファンという小沢は「『I』からやっています。学生のころは希望就職先が『神羅カンパニー』でした(笑)。FFシリーズはストーリーやムービーに力が入っていて映画のようですが、映画ではなく、ただのゲームでもない。もう『FF』としか言えないんです!」とシリーズのネタを盛り込んで、思い入れたっぷりに魅力を語った。

同じく大ファンという高橋も「両親が『IV』をやっていたのを子供のころは見ていて、わたしは『VII』から参戦しました。今日はお客さんの側に行きたいくらい。昨晩はエリクサーを飲んで満タンにしてきました!」と朝から元気いっぱい。優木は「わたしはFF初心者ですが、体験版をやらせてもらい、戦闘シーンの迫力や音楽の良さ、それと主人公の女性キャラクター・ライトニングがかっこよくて引き込まれました。早く世界に入り込みたい」と話した。

また、開発担当プロデューサーの北瀬佳範氏は「開発に3年9カ月かかった。1000人以上のスタッフの仕事の結晶です」と胸を張り、小沢は「相方(井戸田潤)の結婚生活もそんなに持たなかった。すごいですよ!」と比較すると、会場がどっと笑いに包まれた。

イベント後にはゲストらが報道陣の取材に応じて、優木は「お客さんの目がキラキラ輝いてた。本当に楽しみにしていたんでしょうね。すごく楽しいイベントでした!」と興奮冷めやらぬ様子でコメント。また、来年への意気込みを聞かれた小沢は「'10年はファンタジーの世界に引っ越したいです」と答え、高橋に「嫌なことでもあったんですか」とツッコまれていた。