深川麻衣が主演し、前田敦子と石井杏奈が共演するドラマ「彼女たちの犯罪」(毎週木曜夜11:59-0:54、日本テレビ系、Huluでも配信)の第4話が8月10日に放送された。ラストで秘密の計画を提案した人物が明かされ、いよいよ謎が解き明かされていく様相に。だが、その直前に展開した繭美(深川)と由香里(前田)の対峙シーンも迫力あるものだった。(以下、ネタバレを含みます)
同ドラマの原作は、横関大による同名小説。主人公の容姿端麗で仕事も充実しているが恋愛だけがうまくいかない日村繭美(深川)と、ハイスぺ医師と結婚するが自由がない神野由香里(前田)、使命感ゆえに思い悩む新人刑事の熊沢理子(石井)という3人の女性によるサスペンスとなる。
“普通の幸せ”を望み、葛藤を抱えながらも、それぞれの日常を暮らしていた彼女たちが、ある日を境に人生が思いもよらない方向へと進んで行く様子をスリリングに描く。
由香里の失踪、そして自殺。しかし、それは偽装だった。第1話で早々に明かされたこの事実を巡って物語が展開してきたなか、第4話は、提案をしたのが理子であることが描かれた。
その計画を思い付いた理由は、愛人である繭美と、妻である由香里の修羅場を見たことだった。
「不倫という事実があると大変助かるんです」と離婚を願う由香里に協力することにした繭美。由香里の夫・智明(毎熊克哉)は、大学時代の先輩で、ひょんなことで再会して付き合うようになったのだ。始めは既婚であることを隠されていたが、「大学の時からずっと好きだった」と言う智明が離婚してくれるものと信じていた。
そんな繭美は、順調だった仕事で後輩ともめたことが原因で異動を言い渡されていた。会社に居場所をなくした繭美は、智明から将来的に大学病院の院長を目指すという話を聞いたこともあり、いつしか智明との結婚を強く望むようになっていた。
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