女優の土屋太鳳が、7月17日に主演を務める映画「トリガール!」の完成披露試写会に、間宮祥太朗、高杉真宙、池田エライザ、矢本悠馬、英勉監督と共に登壇。「太鳳、飛びま~す!」の掛け声から、アイドルも真っ青なジャンピングで登場した。
同作は、人力飛行サークルを舞台に、理系大学生のヒロインがイケメン王子キャラの先輩、ヤンキーかぶれの先輩と繰り広げる青春ラブコメディー。
一浪の末、理系大学に入学した鳥山ゆきな(土屋)は、入学早々、理系のノリにカルチャーショックを受けていた。そんなゆきなは、一目ぼれした憧れのイケメン先輩・圭(高杉)に誘われるまま、「鳥人間コンテスト」を目指す人力飛行サークルに入会する。
圭とコンビを組んで空を飛ぶはずが、圭のパートナーだった大嫌いなヤンキーかぶれの先輩・坂場(間宮)と組むことに。ゆきなにとって、憧れの人と過ごすはずの夏のはずが、大嫌いな人との夏になる。そして3人の空飛ぶ夏が始まる、というストーリー。
司会者から、今までの土屋のイメージとは違う雰囲気のキャラクターと言われ、土屋は「今までとは違ったという感覚はあまりなくてですね。パワーの出力の方向が違っただけ、といいますか。ゆきなの裏側を意識して演じたいなと思っていました。ラストシーンに向かうところは、全力でぶつからせていただきました」と振り返る。
劇中では、間宮演じる坂場のダンスシーンも話題だが、司会者がこれに触れると間宮は「ダンスの話はやめませんか!」と止めに入り、観客から笑い声が漏れる。
土屋はダンス撮影について、「あのシーン、私は夜10時から撮影だったんです。それで朝方までやっていて…。でも、その前も違う番組宣伝があって、また違う完成披露試写会に出てから夜から撮影だったので、体力的に厳しいなあって思っていて、テンションを上げて行こうって思ったんです。
そうしたら、(間宮が)もう素晴らしいテンションで、引っ張ってくださって!」と持ち上げると、すかさず間宮は「テンションがないと乗り切れないんだよ…(笑)。技術がないから、テンションと顔でカバーしたんだよ」と自虐気味にコメント。
それでも土屋は「でも、あの迫力はすごかったですよ。ね? 監督!」と英監督に同意を求めると、英監督は「本当に(間宮は)嫌がってて(笑)。スタジオで練習していても、すごい目が死んでるんです」と証言した。
これを受け、間宮は「太鳳は、番宣とかもあって忙しい中、すごくギリギリのところで練習してあのクオリティーを出すんですけど、俺はあれでめちゃくちゃ練習したんです。めちゃくちゃ練習してあのクオリティーしか出ないんです」と苦笑いし、土屋のダンススキルの高さをたたえた。
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