「私が女優になる日_」3代目グランプリは徳島出身の大和奈央「想像している以上のものを創っていきたい」

2023/08/13 20:00 配信

バラエティー

「私が女優になる日_」3代目グランプリに輝いたのは大和奈央

8月13日、東京都内にて「私が女優になる日_」3代目グランプリ生発表取材会が行われ、見事グランプリに輝いた大和奈央の他、総合プロデューサー・秋元康氏、番組MC・ニューヨーク高山一実、初代グランプリの飯沼愛、2代目グランプリの幸澤沙良が登場した。

TBSスター育成プロジェクト「私が女優になる日_」は、田辺エージェンシーと秋元氏、そしてTBSがタッグを組んで実施している2020年に発足した女優発掘・育成プロジェクト。
season3では、昨年末から今年1月末にかけて募集し約7000人が応募。「もう一度、会ってみたい」をテーマに、北は北海道から南は九州まで、最年少は15歳、最年長は20歳という9人のファイナリストが選出された。
その後、3カ月に渡ってさまざまなワークショップを行い、7月に演劇界の奇才・根本宗子が9人に書き下ろしたショートドラマを放送し、視聴者投票により最終ラウンドに進出する4人が決定。最終ラウンドでは、さまざまなジャンルの第一線で活躍するクリエイターとタッグを組み、「私が女優になる」をテーマに15秒のショートドラマを制作。そして、視聴者投票で3代目グランプリが決定した。

グランプリ獲得直後を直撃

グランプリに輝いた大和は「ありがとうございます! まさか本当に自分がグランプリになれると思ってなくて、3月に受けたオーディションのときからずっと目指していた夢なので、本当にうれしいです! ずっと応援してくれていた家族や友達のみんなとかに早く『グランプリになったよ』って言いたいなと思います」と率直な気持ちを語った。

まだグランプリの実感がわかない中、この半年間を「今まで自分が経験したことがないような初めての経験がたくさんあったので不安とかたくさんあったんですけど、それに一生懸命一つ一つ精一杯取り組んできました。ずっと女優さんのお仕事について研究していたりだとかワークショップで学んだことを実践したりとかして過ごしていました」と振り返る。

どんな女優になりたいかという質問には「元々人前が苦手なところもあるんですが、そういう自分を変えたいと思ってこのオーディションを受けたのもあるので、勇気や希望を与えられるような女優さんになりたいです」と語り、目標とする女優に飯沼の名前を挙げた。

名前を挙げた飯沼に「憧れの存在として、オーディションを受けたきっかけでもあるので。(オーディションで)変わっていった姿を見ていました。私にも勇気を与えてくれたので、私も飯沼さんみたいになりたいと思い、すごく憧れています」と告白した。

秋元康が語る大和奈央の魅力

秋元康氏は「クリエーターたちがいろいろ試してみたくなるような素材」と評価

秋元氏は「ファイナリスは個性が強かったと思うんですけど、その中で一番彼女が未知数というか、どういう形の女優さんになるんだろうと、多分クリエーターたちがいろいろ試してみたくなるような素材だと思いました。変に型にはまってないのが多くの方に支持されたんじゃないかな」と評価し、変わったところを「自分に自信を持ち始めたことだと思います。女優さんの仕事は正解がないので、自分の中で正解をつくるしかない。(自分で)正解を見つけるしかないと思うんですけど、彼女の中にもおぼろげながら正解が見えてきたのかなって気がしました」と分析した。