指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ・=LOVE (イコールラブ)のメンバーであり、アニメ好きの野口衣織が「神セリフ」からアニメの魅力をひもといていく連載企画。第23回では、野口も全5話すべてに声優として参加した「ななし怪談」新作エピソードの見どころを、アフレコ終了後&「おはスタ」出演時のカットと共にお届けします。※この記事には、作品のネタバレが含まれています。
謎の男・無患子紅(CV.木村昴)が語るのは、誰も知らない、知られてはいけない「ななし怪談」。学校生活の“あるある”にまつわる怪異に襲われてしまう子どもたちを、梵(CV.青山吉能)と茲(CV.朝比奈丸佳)のコンビが救っていく。新作エピソードでは、主要キャラクターや怪異に遭う“ななしちゃん”、“ななしくん”が成長した姿で登場。パワーアップした新作エピソードをお見逃しなく!
前回、この連載で「ななし怪談」をご紹介した時、朗読劇でキャラクターの成長したビジュアルが公開されてて気になる!という話をしたと思うんですけど、まさかそれが第2章みたいな感じでアニメになるなんて、ファンとしてすごくうれしかったです。でも実際に映像を見させていただいたら、茲は成長期がまだなのかなって感じるくらい梵ちゃんとの身長差があって可愛かった(笑)。アフレコしながら、そこにも癒やされていました。
梵ちゃんは前作の時から頼りがいのある女の子だったんですけど、ますます綺麗になって、お姉さんになっていく姿がカッコいいです。怪異を退治する時の決めゼリフも勢いが増している気がして、これが成長の力…!と驚きましたし、梵ちゃんのこと、もっともっと好きになりました。
前作の時は、私の感覚だと教育っぽいホラーもあるなというイメージでしたが、今回は結構実写っぽい要素もあって、それこそ“ほん怖”とかにもありそうなお話が多いなと思います。例えば第4話「雷獣」の、可愛がってた動物が実は怪異でした…っていうオチとかは、すごく心にくるものがあるなって。大きくなった“ななしくん”や“ななしちゃん”の強さを感じるシーンもあって、梵と茲だけじゃなく、他のキャラクターたちも人として成長しているんだと感じられるような怖い話になっていると思いました。
新作エピソードでは、人の形をした怪異たちが前作以上に人間らしく見えるところも印象的です。第1話の「石けり小僧」とか第5話の「悪裏琉」は人の形をしていて、一見普通の子に見えなくもないんですよ。そこから豹変するギャップがすごく怖かったですし、怪異らしい危ない表情と可愛らしいお声がとってもギャップ映えしていて、ギャップ好きの私としては普通にキャラクターとして好きになれる怪異が多かったです。
逆に、この怪異イヤ!って思ったのは第2話の「魔魅夢眼妄」くらい。だって、虫の形してるじゃないですか!やっぱりビジュアルは大事だなって思いました(笑)。しかも、自分が使っていたものが実は…っていうのもイヤだ~!(笑)
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