橋本環奈と上白石萌音がWキャストで主演を務める舞台「千と千尋の神隠し」の8月13日、14日、名古屋・御園座初日公演のカーテンコールの模様が届いた。宮崎駿監督のアニメ映画「千と千尋の神隠し」を、英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクター、ジョン・ケアードの翻案・演出によって舞台化。2022年に初演された作品の再演となる。13日は橋本が、14日は上白石が主演を務めた。
前回の御園座公演で『やっぱりまたやりたいね』って、皆が口をそろえて言っていたので、こうしてまた戻ってこられてすごく嬉しく思っております。
今回は、細かくブラシュアップして、本当に前回を忘れるくらい、新しいことを詰め込まなくてはいけないというすごく大変なお稽古だったのですけど、一日一日新しいことが生まれていく瞬間に立ち会えて、千尋として真ん中に立つことができて、毎日毎日ありがたく思っております。皆と最後まで、8月26日まで駆け抜けていきたいと思います!
本当に今日はありがとうございました。私もめっちゃ緊張しましたね(笑)。今回は海外からクリエイティブのスタッフの皆さんも大集合して、カンパニーに新しい仲間も加わって、本当に新作をやっているような気持ちで昨日はあまり眠れませんでした。
こんなにぎゅっととしたお稽古期間で、こんなに深く信頼しあえる家族になれるんだなと思ってそれが嬉しいですし、その一員でいられることの喜びをかみしめております。26日までありますが、全員で誰一人欠けることなく走り切ります。応援よろしくお願い致します!
舞台「千と千尋の神隠し」は、2022年の公演時には、日本の5大都市劇場(東京・帝国劇場/大阪・梅田芸術劇場メインホール/福岡・博多座/北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru/名古屋・御園座)でロングラン公演を達成。
また、公演中の5月には、大衆演劇の優れた業績を表彰する「第47回菊田一夫演劇賞」で上演関係者一同が菊田一夫演劇大賞を受賞した。
2023年8月の名古屋・御園座での再演では、チケットは即日完売。2024年は3月の帝劇再演、そして4月から7月にかけて、ロンドン・ウェストエンドのLondon Coliseumでの初の海外公演が決定し、同時に4月からは国内でのツアーも展開される。