【漫画】“このママがいるスナックに行きたい” 失恋が辛い理由を語るママの言葉が「勉強になる」「ぐうの音も出ない」と大反響

2023/09/05 10:00 配信

芸能一般 インタビュー

「立ち飲み屋でスナックのママが言ってたことです」より画像提供/おたみさん

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、おたみさんの漫画「立ち飲み屋で会ったスナックのママが言ってたことです」だ。

作者であるおたみさんが8月2日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、4.4万件を超える「いいね」が寄せられ、Twitter上では「深すぎる」「その通り」「このママがいるスナック行きたい」「ぐうの音も出ない…」「勉強になる」「恋愛に限らず色んな場面に当てはまる」などの反響の声が多数寄せられている。この記事ではおたみさんにインタビューを行い、創作の背景やこだわりについてを語ってもらった。


【漫画】「立ち飲み屋で会ったスナックのママが言ってたことです」あらすじ


ある立ち飲み屋で出会ったスナックのママ。恋をテーマに、失恋がつらい理由、女の心理、若い時と年を重ねてからの違いなどを語っていく。


おたみさんへのインタビュー


――「立ち飲み屋で会ったスナックのママが言ってたことです」を描こうと思ったきっかけや理由があればお聞かせください。

「スナックのママが言っていたこと」を漫画で描こうと思ったきっかけは、僕がよく行く立ち飲み屋でのスナックのママさんの話がおもしろいな、シェアしたいな、という気持ちからです。ママさんの様々な経験からの言葉は含蓄があるな、と思いました。

特に恋愛面ではママさんは百戦錬磨なので、今恋愛で上手くいかない、つらい思いをされている方の力に少しでもなれたらいいな、という気持ちで描きました。

――「ぐうの音も出ない」「その通り」と話題の本作ですが、こだわった点などがあればお聞かせください。

こだわった点はママさんの言葉を1コマ漫画で収めるために、ママさんの言ってた言葉を要点だけ纏めたことです。立ち飲み屋での会話なので本来はもう少し長いので(笑)。お話上手な方です。

――本作の中で、特に思い入れのあるシーンやセリフがあればお聞かせください。

思い入れのあるセリフはママさんに言われた「失恋がつらいのは付き合ってるときに自分の軸を持たなかったからよ」という言葉です。失恋がつらいときは責任を相手に求めてしまいがちですが、「ああ、問題は自分の中にあったんだな」と気付かされました。相手を素敵だと思う気持ちと、自分がやるべきこと、持っておかなければならないものは別なんだな、と思いました。

――普段作品のネタ(ストーリー)はどのようなところから着想を得ているのでしょうか?

普段の創作はギャグ漫画ですので“これおもしろいかな”という作り方ですが、今描いている「ド真面目な友達がキャバ嬢にハマった話」というのは35才のとき友人に実際に起きた話を描いているので、当時の出来事に対する自分の感情をきちんと描くことを心掛けています。

――おたみさんの今後の展望や目標をお聞かせください。

以前連載させて頂いていた「サンデーうぇぶり」様から電子書籍の単行本を出して頂いたのですが、まだ紙の単行本が1冊も出ていないので、いつか紙の単行本が出たら嬉しいな、と思っています。本屋が大好きなので自分の単行本をレジに持って行ってお会計してみたいです。

――最後に作品を楽しみにしている読者やファンの方へ、メッセージをお願いします。

僕なんかの漫画を読んでくださって本当にありがとうございます。SNSやブログに届くいいねやコメントがとても励みになっています。今はメルカリで購入したボロボロの中古iPadで漫画を描いていますが、いつか新品のiPadを購入できるよう日々努力していきます。これからも漫画を描いていきますので読んでくださったら嬉しいです。