福山雅治、約5年ぶりとなる日本武道館でのライブを終え「感謝の気持ちでいっぱいだった」とファンへ感謝

2023/08/16 17:00 配信

音楽

福山雅治が日本武道館にて「FUKUYAMA MASAHARU LIVE@NIPPON BUDOKAN 2023言霊の幸わう夏」を開催TEXT:大前多恵 PHOTO:HAMANO KAZUSHI

福山雅治が8月10日、12日、13日の3日間にわたり、日本武道館にて「FUKUYAMA MASAHARU LIVE@NIPPON BUDOKAN 2023言霊の幸わう夏」を開催した。福山自身3度目、約5年ぶりの開催となった。

夏開催だからこその“夏歌”が詰まったライブに


客電が消え、ファン各自が装着したライトバングルがカラフルに輝く暗闇の中、福山雅治が登場し、1曲目の「少年」で早速ファンとの大合唱を堪能。続けて「零-ZERO-」「暗闇の中で飛べ」と序盤から会場を惹き込む。

そのまま、甲子園100周年を祝したNHK高校野球のテーマソング「甲子園」を始め、郷里・長崎から上京してきた18歳の夏を歌った「18~eighteen〜」など夏の名曲群を連打し、その時々に封じ込めた心象風景を2023年に鮮やかに蘇らせていく。選曲にあたり、「ソングライディングにおいて意外と『夏が重要なキーワードになってるんだな』と気付きました」と言葉を加えた福山は、夏のバラード3曲をしっとりと歌唱した。

できたばかりの最新曲を初披露


中盤では、故郷・長崎への“音”返しとして行なってきた稲佐山でのライブ映像など、これまでに過ごしてきた夏の情景、そこで生まれた歌、歌ってきた心を示す写真や映像が次々と映し出されていく。そして2023年現在、ヴィジョンに映るスタジオでの創作風景と共に“あたらしい歌”が生まれたことを発表。1945年の夏を舞台とした映画の主題歌としてオファーされ書き下ろしたという、タイトルすら未定の、生まれたばかりの新曲を初披露した。

ライブ後半は、自身が主演を務める「ガリレオ」のテレビドラマシリーズ主題歌「KISSして」(KOH+)「それがすべてさ」を披露。さらに、最新曲「妖」や「革命」「明日の☆SHOW」「あの夏も 海も 空も」を歌い上げ本編を締め括った。

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