福山雅治、約5年ぶりとなる日本武道館でのライブを終え「感謝の気持ちでいっぱいだった」とファンへ感謝

2023/08/16 17:00 配信

音楽

福山雅治らしいアンコール曲でしっとりと盛り上げる


アンコールでは「光」や映画版ガリレオ最新作「沈黙のパレード」の主題歌「ヒトツボシ」を披露した後「今回のライブの、もう一つのテーマ。この歌を3日ともやりたいなと思って」と「クスノキ」を歌った。長崎県に現存する被爆樹木を保全するクスノキプロジェクトの出発点にもなった楽曲。

最後は一人きりでギターを爪弾きながら「この曲が“武道館の最後の曲”なのかな?」と選曲への想いを語ると、開演前に雨が降ったことから「(外は)雨でしょ?雨も多いんですよね、僕の歌の中には。『いいんじゃないかな?』と思って」と続けた。披露したのは、1994年の6thシングル「Dear」。福山の、一人の生身の人間としての等身大が伝わってくる、真摯で力強い一曲となった。

福山雅治、ファンに感謝の気持ちを伝える


最後の挨拶で福山は、30周年を記念した一連のライブ活動を終えた後「感謝の気持ちでいっぱいだった」と振り返る。ミュージシャンとしての純粋な初期衝動が開催動機であったことをファンに伝え、夏歌の数々、8月という時期だからこそ届けたいメッセージもふんだんに盛り込んだ、約3時間のステージが幕を閉じた。

ステージを去る福山が手を振りながら放った「冬に逢いましょう!」という言葉通り、12月には上旬の「冬の大感謝祭」開催が予定されている。

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