結婚を間近に控え、清霞にふさわしい女性になりたいという思いが芽生えた美世。淑女教育を受けたいという彼女のために清霞が呼び寄せたのが、姉の葉月(CV:日笠陽子)だ。
まだ多くの人が和装の中、そのすらりとした体型でモダンな洋服を着こなす葉月。快活で無口な清霞とは正反対の性格のようだ。一方で、面倒見の良さは姉弟でよく似ており、美世に対しても気さくに接する。
そんな彼女のモットーは、「花は限られた時間で一生懸命咲くから美しい」。博識で誇り高い葉月に美世も尊敬を抱き、ついていくと心に決めたようだ。当面の目標は葉月と清霞が招待されている2ヶ月後のパーティーに参加すること。清霞も甲斐甲斐しく心配しながらも、目標を持って前向きに頑張る美世を温かく見守っている。
様々なことが上手くいく一方で、美世には夜な夜な悪夢にうなされる異能が仕掛けられる。しかし、何者かが侵入した形跡はなく、これは人心に直接干渉する薄刃家の異能であると判断する清霞。そして後日、清霞は陸軍の仲間から「墓荒らしが出た」と告げられる。また、「オクツキが暴かれた」とも……。
墓荒らしとは、オクツキとは一体何なのか。鶴木新(CV:木村良平)とされる謎の人物の「迎えに行くよ、美世」というラストの台詞も不穏に響く。まだまだ平穏が訪れたとは言えぬ第7話に、SNSでは「葉月さんも素敵な人で救われる」「平穏な生活はなかなか...」「既に幸せムードなのに薄刃の影が怖いよ」「迎えに行くって何!?」といったコメントが寄せられた。
■文/苫とり子
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