深川麻衣“繭美”のクローゼットの中の血まみれの服…ますます謎の渦に引き込む展開へ＜彼女たちの犯罪＞

深川麻衣が主演し、前田敦子と石井杏奈が共演するドラマ「彼女たちの犯罪」(毎週木曜夜11:59-0:54、日本テレビ系、Huluでも配信)の第5話が8月17日に放送された。明らかになった秘密の計画の全貌。だが、ラストでその裏にあった繭美(深川)の別の行動が予見される描写があり、衝撃を呼んだ。(以下、ネタバレを含みます)

人生の席替えで幸せになるのか

同ドラマの原作は、横関大による同名小説。

主人公の容姿端麗で仕事も充実しているが恋愛だけがうまくいかない日村繭美(深川)と、ハイスぺ医師と結婚するが自由がない神野由香里(前田)、使命感ゆえに思い悩む新人刑事の熊沢理子(石井)という3人の女性によるサスペンスとなる。

“普通の幸せ”を望み、葛藤を抱えながらも、それぞれの日常を暮らしていた彼女たちが、ある日を境に人生が思いもよらない方向へと進んで行く様子をスリリングに描く。

理子が提案した「人生の席替え」。それを可能にするのは、自殺願望のある翠(さとうほなみ)の存在だった。繭美は由香里の医師の妻という席を、由香里は翠になりすまして自由を、翠は由香里になりすまして願いを叶える。席替えをすればみんなが幸せになれるという理子。第5話は、秘密の計画の全貌が明らかになった。

計画が実行される…

計画を提案した理子は、苦しんでいる人の力になるために存在する刑事であるがゆえ「法や常識では守れない人たちがいます。私はそんな人たちの手助けがしたい」と訴えた。

はじめ、繭美と由香里は受け入れることができなかった。だが、繭美は、大学病院に移るとなったら離婚歴がマイナスになるという由香里の夫・智明(毎熊克哉)とどうしても結婚したい欲が高まり、由香里は翠に説得され、計画に参加することを決めた。

由香里が静岡・伊東へ向かい、旅館には偽名でチェックイン。繭美が智明を由香里と密会させるように誘導して由香里の身元が分かるように仕組みつつ、翠が由香里のものを身につけて海に身を投げた。