King & Prince永瀬廉「どうもハッピ~太郎です」巣鴨で実演販売に挑戦<キントレ>

2023/08/20 15:59 配信

バラエティー

永瀬廉が巣鴨で実演販売に挑戦

8月19日放送の「キントレ」(日本テレビ系)では、King & Prince永瀬廉が実演販売に挑戦。ハッピ~太郎というキャラクターに扮(ふん)し、振ると冷えるタオルを実演販売。人見知りの永瀬だが、途中からは人だかりができるほどの人気ぶりで、大盛況のうちにアルバイトを終えた。

永瀬廉が実演販売に挑戦


King & Princeのガチバイト企画「バイトレ」。今回は、永瀬が実演販売に挑戦した。きっかけは永瀬が営業の仕事がしてみたいと言っていたことだとスタッフが伝えると、永瀬は「ずっと自信あって、営業だけは。友達も営業職で出会った企業と人の関わりがめっちゃおもろいって言ってて」と友人とのエピソードを明かしながら、かねてから興味があったと話す。

この日、永瀬が訪れた企業でヨリー・フジオカさんと初対面。実演販売に挑戦することが告げられると、永瀬は「うわーそっちか」と困り顔。「めっちゃ人に見られるやつやん、めっちゃ緊張するやつやん」と人見知りの永瀬にとってはかなりハードルが高い様子。しかし、ヨリーさんが通販で、たった一日で1億2000万円を売り上げたと聞くと、永瀬は「へえ!? 一日でそんなにお金動かしたんですか?」と目を丸くしていた。

ヨリーさんによれば、実演販売には、陣寄せ、ビフォーアフター、五感に訴える、キラーワード、落としという5つのテクニックがあるという。

巣鴨で永瀬扮する“ハッピ~太郎”が奮闘


永瀬が今回販売する商品は、熱くなったタオルも数回振るだけで冷たくなる「魔法のクールタオル」。

ホットウォーマーに入った熱いタオルを手にした永瀬は「ただ振るだけ」と言いながら、湘南乃風の「睡蓮花」の一節を歌いながらタオルを回し、「めっちゃ冷たいです!」と驚きの表情を浮かべるなど、自分なりの実演販売を作って挑んだ。

ハットとメガネで変装を施した永瀬は“ハッピ~太郎”というキャラクターで登場。巣鴨地蔵通り商店街の仏壇店の前に店を広げた。

「冷てぇ~」と小さな声でつぶやきながら客を待つと、モニタリング中のヨリーさんは「来るのを待ってないで呼び込んでほしい」とこぼしていた。

ほどなくして、3人組の女性客が初めて足を止めると、永瀬はすかさず「どうですか?これ」と声をかけ、「暑いときはどうします?」「もしも巻いてるタオルが冷たくなったらいいなって思いませんでした?」と共感を誘った。

永瀬はタオルを振りながら「なんと!振るだけ」と実演してみせると、客たちは「そんなまさか~」と半信半疑。すかさず永瀬は「まさかね、最初は僕も思ってました」と同調し、「触ってみて!」とタオルを差し出し、実際に触れてもらうと客の様子は一変。「おお!」と驚いた反応を受けて、永瀬は「冷たいのよ!」と得意げに語った。

ここから調子が出てきた永瀬は、饒舌に購買を促す。これにはモニタリング中のヨリーさんも「急にまとまりましたね、すごい上手ですよ」と絶賛。しかし、財布のひもが固いと言われる巣鴨だけにすんなりと購買には結びつかなかった。

そこで、永瀬は「在庫はこれだけなんですよ。販売ももしかしたら中止するみたいなうわさでね」と脚色を加えながら「今しかないと思いますけどね」と畳みかけたところ、一気に3つも売れた。

さっそくヨリーさんに報告した永瀬は「うれしいですね」と笑顔を見せ、「商品を手渡しできる、そこがいいですよね。こういうことなんだなって思いました、実演販売のいいところって」と醍醐味を味わった様子。

ここで緊急事態が発生。永瀬がいると聞きつけ、店前には人だかりができていた。永瀬は驚いた様子だったが「みんなもっと近づいてください」と声をかけて誘導。「暑いでしょ?皆さん多分ね。ちょっといい商品がありまして、なんと!だからこれなんです!」と青いタオルを取り出し、「ライブ行ったことある方、演出でありますよね?」と共感を誘った。

さらに永瀬は「涼しくなる、汗ふける、日差しもカットできる、これ一枚で。一人3役クールタオル。皆さん、どうですか!」と勢いをつけて紹介すると、手を挙げる客が続出。爆売れモードに突入した。

あまりの人だかりに撤収になったものの、この日のアルバイト報酬を受け取った永瀬は「なんかぶ厚くない?」と封筒の厚みに驚いていた。封筒には9900円が入っており、たった1時間で33枚も売れたという。最後に、永瀬は「みんなでスシロー行きましょう」と笑顔で締めくくった。

年配客を気遣う永瀬の人柄


当初、永瀬は声も小さく人見知りを発揮していたが、3人組の客との会話を通してスイッチが入った様子で、“豹変”というほどに饒舌になっていった。ヨリーさんから教わった5つのポイントをリズミカルに取り入れていたのも印象的だった。

また、人だかりができた際には、最前列にいた年配客に「気をつけて」と気遣う一幕も。一見クールに見える永瀬だが、実は気遣いができる、温かい人柄も伝わってくる放送回だった。

◆執筆・構成/ザテレビジョン編集部バラエティー班

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