オーダー66後もどうにか生き延びていたアソーカが、友人だったパドメ・アミダラの葬儀に姿を表す様子が、「テイルズ・オブ・ジェダイ」第6話で描かれている。共和党崩壊後に誕生したダース・シディアス(実はパルパティーン)による帝国軍に見つかれば命はないが、こういう義理堅いところもアソーカらしい。
その葬儀でドラマ「オビ=ワン・ケノービ」でパドメの娘、レイアを我が子として育てていることが明らかになるベイル・オーガナ議員に声を掛けられ、通信機を渡される。その後、アソーカはレックスと別れ、名前を偽って農家で働いていたが、農家の娘が荷物に潰れされそうになったのをフォースで助けたことでジェダイであることがばれてしまう。その結果、娘の家族が賞金欲しさに通報したため、農園は帝国軍に焼き尽くされ、アソーカは家族の行き場を確保するためにオーガナ議員に連絡。アソーカはこれをきっかけに戦いの場へ戻ることになる。
そこからは、アニメーション「スター・ウォーズ 反乱者たち」で描かれている通り、若き反乱者たちをバックアップ。「スター・ウォーズ:アソーカ」にも登場する腕利きパイロットのヘラ・シンドゥーラ(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)やマンダロリアンのサビーヌ・レン(ナターシャ・リュー・ボルディッゾ)とは、ここで知り合っている。ちなみにドラマ「アソーカ」の予告編には、「反乱者たち」最終話と同じシーンが登場しているので、アニメーションを見ているとより楽しむことができそうだ。ほか、アソーカ出演回を探す際は、ディズニープラスの「スター・ウォーズ」セレクションの中に設けられている、「アソーカ・タノ登場エピソード」コーナーが頼りになる。
ちなみに、ここで出てきたアニメーションの「クローン・ウォーズ」「テイルズ・オブ・ジェダイ」「反乱者たち」を手掛けたのも、「マンダロリアン」などと同じデーブ・フィローニ。彼がアニメーション版から築き上げたキャラクターをどう描くのか、今から楽しみでならない。
◆文=及川静
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