横浜流星「プラス料金を払わないと…」AIの“生歌”に感嘆「幸せな時間をありがとうございます」

2023/08/22 19:46 配信

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横浜流星が映画「春に散る」公開直前イベントよりに登場※ザテレビジョン撮影

横浜流星が、8月22日に都内で開催された映画「春に散る」の公開直前イベントに登場。共演の佐藤浩市橋本環奈、主題歌を務めたAIと共に舞台あいさつを行った。また、AIが主題歌「Life Goes On」をキャスト陣の前で生歌唱し、ステージ上で歌声を聴いた横浜も思わず「いやあ、もう本当にすごかったです」と感嘆する場面があった。

佐藤と横浜のW主演で映画化


同作は、沢木耕太郎の同名小説を瀬々敬久監督の演出で映画化したもの。主人公は、不公平な判定で負けアメリカへわたって40年ぶりに帰国した元ボクサーの広岡仁一(佐藤)と、同じく不公平な判定で負けて心が折れていたボクサーの黒木翔吾(横浜)。偶然飲み屋で出会った2人だが、仁一に人生初ダウンを奪われたことをきっかけに、翔吾は仁一にボクシングを教えてほしいと懇願。やがて2人は世界チャンピオンを共に目指し、“命を懸けた”戦いの舞台へと挑んでいく。

W主演ということで、佐藤と共に映画に関するさまざまなプロモーション活動を行ってきた横浜。その期間を経て、佐藤から刺激を受けたことについて聞かれると「学ぶことしかなく、とにかく何か少しでも得て、吸収できればと思って一挙手一投足見逃さずにいました」と振り返る。

それを受け、横で聞いていた佐藤が「(舞台あいさつで)僕の順番で一生懸命話しているんだけど、客席はみんな流星しか見てないんだよ」と若干不服そうにこぼすと、観客は大笑い。そして気の利いた観客が「浩市~!」と歓声を送り、佐藤が「ありがとう!」と手を振って応えるなど、和やかなムードでトークは展開した。

あらためて佐藤から勉強したことについて、横浜は「すべてです。お芝居もそうだし、現場での佇まいもそうだし、人としても、役者と向き合っている浩市さんを見ていても、すべて学ぶことはありました。何か浩市さんと近づければと思って、ハットを被らせてもらいました(笑)。あれは名古屋(でのイベント)限定ですけど」と舞台あいさつ時に佐藤のトレードマークであるハットを被り、少しでも近づけるように意識したことを明かした。

AI※ザテレビジョン撮影

AIが主題歌を生で熱唱


そして今回は本作の主題歌「Life Goes On」を担当するAIもスペシャルゲストとして登壇。「どうもAIです!私がここにいていいのか、ちょっと。こんな大大大…すごい方々と一緒に並んでいいんでしょうか?っていう感じなんですけど(笑)。本当すみません。よろしくお願いします」と恐縮気味にあいさつし、「もう3回泣きました!」と作品を一足先に見て感動したことをキャスト陣に伝えた。

その後、AIはステージで「Life Goes On」を披露。同曲のMusic Videoにも出演している横浜は、生で歌声を聴いた感想を「いやあ、もう本当にすごかったです。言葉が出てこないというか、これはプラス料金を払わないと…。本当にこんな機会なかなかないですし、幸せな時間をありがとうございます」と感激の面持ちで話し、AIに感謝を込めた。

映画「春に散る」は、8月25日(金)より全国ロードショー。

◆取材・文・撮影=ブルータス・シーダ(STABLENT LLC)

映画「春に散る」公開直前イベントに登場した橋本環奈、佐藤浩市、横浜流星、AI(写真左から)※ザテレビジョン撮影