第8話は――
藤子(田辺桃子)にストーカーだと知られてしまった仁科(小関裕太)は、ある場所へと向かっていた。そして、今までの日々を振り返る。
仁科は、藤子のことをいつも遠くから見ていた。そんな「半径五メートルの関係」だったが、ある日転機が訪れる。藤子のアパートの隣の部屋が空いたのだ。
すぐさま契約し、藤子の“お隣さん”となった仁科。初めは、藤子のそばに居られるだけで満足していたが、藤子のことを知るほど、気持ちをセーブできなくなっていく。自分の行動を、全て“護衛”だと言い聞かせ、気持ちを誤魔化していた。
お隣さんになる前、お隣さんになってからの日々を、仁科はどのようなことを思っていたのか。仁科がついてしまったうそと、その苦しい胸の内が、仁科の視点で語られる。
――という物語が描かれる。
公式ホームページなどで見ることができる予告動画には、「あの日から、僕は藤子さんを守るために生きている」と、藤子と出会った日から今日までを振り返る仁科の姿が。
続けて、画面には「仁科の秘話 解禁」というテロップが映し出され、仁科が苦しい胸の内を明かす。藤子の隣の部屋の物件情報を見つけたことを思い返していた仁科は、この出来事を「藤子さんとの出会いから4年…神の啓示だと思った」と語る。
藤子のお隣さんとして過ごす幸せな日々から一転、ストーカーだと知られてしまった現在の仁科。「僕はストーカーじゃない…藤子さんへの愛が深すぎるだけだ!いったい何がいけなかったんだろうか?」と自問し、泣きながら「藤子さんが好きだ!」と愛を叫ぶ。
しかし、藤子から避けられる生活に耐えられなくなった仁科は、建物の屋上へ。柵を乗り越えたところに立ち、「藤子さん…僕は、どうしたらいいのか分かりません…!」と泣き崩れる。
この動画に、視聴者からは「仁科さんも愛し方を間違えただけで、良い人なんだよね」「切ない…」「根底にあるのは純愛なんだよね」「仁科さんが心配になってきた…」「小関くんの怪演がガチのストーカーみたいで怖い」「仁科さん重すぎるよ…」などの声が上がっている。
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