バーチャルシンガー・理芽(りめ)が、橋本環奈と重岡大毅(ジャニーズWEST)がW主演を務める映画「禁じられた遊び」(9月8日[金]公開)の主題歌「えろいむ」を8月23日にリリース。また、本楽曲のミュージックビデオがYouTubeにて公開された。
理芽は、TikTokを中心に若者たちからの熱烈な支持を集めるバーチャルシンガー。日本語の歌、英語の歌、韓国語の歌が好きな謎めいた目をした女の子で、透明感と艶やかさが同居する不思議な歌声を持ち、ジャンルと国境を横断する可能性を秘めている。YouTube発のクリエーティブレーベル「KAMITSUBAKI STUDIO」の発足とともに、2019年10月18日にデビューした。
公開された「えろいむ」のMVは、初タッグとなるVFXアーティストの涌井嶺氏が担当。歌詞にも出てくる「えろいむ えっさいむ」=「Eloim, Essaim」をコンセプトに、美しくもどこか不穏な世界に遺された、愛の痕跡を追っていく主人公の主観で描かがれた物語となっている。Liminal / Surrealism / Horrorをキーワードに不穏な雰囲気の中で時に美しく、時に激しく展開されていく。
MVを担当した涌井氏は「どこか不気味で怖いけど、美しくて虜になるような深夜のプールを舞台に、楽曲の持つ激しさと切なさの二面性を表現できるようなコンセプトにしました。リミナルスペースと呼ばれるような不気味な空間は、CGアーティストのたいらかけるさんが制作しています。本当にその世界にいるかのような没入感のある映像になったので、深夜のプールに忍び込んだ主人公のつもりになって見ていただければと思います。ホラーな演出ではあるけれど、とにかく美しくて儚い世界になるようこだわりましたので、ぜひ楽曲と一緒に楽しんでいただければ幸いです」とコメント。
また、理芽は「主題歌『えろいむ』は笹川真生さんによる書き下ろしで、映画にとてもマッチしています。あたしも本作に寄り添えるよう、子供っぽさや純粋さを表現した歌い方で、怖さや不気味さを演出してみました」と語っている。