7人組ダンス&ボーカルグループ・BE:FIRSTが、8月25日に都内の劇場で行われたライブドキュメンタリー映画「Be:the ONE」の初日舞台あいさつに、メガホンをとったオ・ユンドン監督と共に登壇。公開を迎えた感想などを語った。
同作はグループ初の全国ツアー「BE:FIRST 1st One Man Tour "BE:1" 2022-2023」のライブパフォーマンスや、原点となったボーイズグループ発掘オーディション「THE FIRST」、各メンバーのインタビュー、ライブ裏側の様子などが映し出されており、韓国で撮影された「Message -Acoustic Ver.-」のスペシャルパフォーマンスも収められた、グループ初となるライブドキュメンタリー映画だ。
映画鑑賞を終えたばかりのファンの大きな歓声と拍手に迎えられ、舞台に登壇した一同。少し照れくさそうにあいさつするメンバーが多い中、RYOKIは「この映画で助演男優賞を頂いたRYOKIです」と持ち前の明るさで集まったファンにあいさつし、メンバーの緊張を一気に和らげた。
この映画を制作すると聞いた時の心境について聞かれると、LEOは「僕自身、映画が本当に大好きで、映画館で働いていたこともあるんですけど、あの時自分が映画に出たらどうなるんだろう?という漠然と思い描いていたイメージを、大好きなチームと一緒にかなえられるんだと。(決まった当時は)その瞬間が訪れることを想像してワクワクして幸せな気分でした。今、(舞台あいさつで)ここに立っているのもまだ夢のような感じもします」と感無量の思いを告白。
また、SOTAは「(当時は)全然信じられなくて、どのような形になるのかも想像がつかなくて…。でも、想像以上に深掘りしていただいて、監督をはじめいろんな人がBE:FIRSTのことを考えて良いものを作ろうという思いが、撮影に入っている時から感じたので、この日が待ち遠しかったです。ありがとうございます!」と、あらためて感謝の気持ちを述べた。
この日のために、韓国から来日したオ・ユンドン監督は「このようにBE:FIRSTの歴史の1ページをメンバー、そして全国のBESTY(ファンネーム)とご一緒できてすごく光栄です。これまで多くのライブ映画を制作して来ましたが、今回の映画『Be:the ONE』は、私にとって初めて日本のアーティストと共に制作した作品です。今回、制作しながら、彼らが音楽というジャンルですぐに世界へ進出するだろうという確信が持てました」と、映画や彼らへの思いを語った。
そしてメンバーを代表し、SOTAは「本当に皆さんのおかげで今日を迎えることができました。僕たちは2年でホールツアーを回らせていただいて、最後は代々木で着地することができました。まだアーティストとしては短い人生ですし小さい一歩ではあると思います。でも僕たちにとっては確実に最高で大切な一歩です。今後『伝説の始まりだね』と言われるように、今後もBE:FIRSTとして頑張っていきたいと思います!」と、全国の“BESTY”に向けて熱いメッセージを送った。
◆取材・文=suzuki