7人組ダンス&ボーカルグループ・BE:FIRSTが、8月25日に都内の劇場で行われたライブドキュメンタリー映画「Be:the ONE」の初日舞台あいさつに、メガホンをとったオ・ユンドン監督と共に登壇。9月13日(水)にリリースされる新曲「Mainstream」の聞きどころなどを語った。
同作はグループ初の全国ツアー「BE:FIRST 1st One Man Tour "BE:1" 2022-2023」のライブパフォーマンスや、原点となったボーイズグループ発掘オーディション「THE FIRST」、各メンバーのインタビュー、ライブ裏側の様子などが映し出されており、韓国で撮影された「Message -Acoustic Ver.-」のスペシャルパフォーマンスも収められた、グループ初となるライブドキュメンタリー映画だ。
自分たちが映画になることについてRYOKIは「BE:FIRSTが映画になることがすごいですよね。正直僕は、7人で登壇するというのはイチ俳優としても思っていなかった(笑)」とうれしそうに話し、実際に映画を見た時の感想を「パフォーマンスもダイナミックに撮影していただいて、迫力満点に描いていただいていることはもちろん、楽曲のバックボーンやステージに立つ前の、僕たちの人間としての魅力も詰まっている。僕たち一人一人がアーティスト以前に“人間である”という姿を見てもらった上で、感じ取ってもらえるものが凝縮されているんじゃないかなと思いました」と、手応えをにじませた。
また、RYUHEIが「SHUNTOがさぁ〜ちょっと(笑)」と何やら裏エピソードを暴露しようとすると、SHUNTOは「あれかぁ。(現場の撮影で)普通にファンクラブとかで流れる映像を撮っているのかと思ったら、こんな大画面で流れてしまって。ちょっと恥ずかしいよね(笑)」と照れくさそうに話し、ファンの笑いを誘っていた。
一方、LEOは「映画の中の自分たちと普段の自分たちでギャップがあまりないよね。いい意味で。自分たちがいつも見ている風景を皆さんにお届けできると思っています。音楽に対しては真剣に向き合っていますし、メンバー同士は和気あいあいとやっていますし。さっきRYOKIも言っていましたけど、アーティストとして、そして人としてのいろんな部分が見られる作品じゃないかなと思います」と作品の見どころを語った。
韓国で撮影した「Message -Acoustic Ver.-」について、MANATOは「原曲と歌い方を変えている部分が多くて。原曲のサビは地声で歌っている箇所も、ファルセットで歌ったりとその場のフィーリングで感じたままに歌わせていただきました。他のメンバーもテイストを変えていたりするので、原曲との違いや曲に込められた“メッセージ性”を感じながら楽しんでもらえたらなって思います!」と、あらためて撮影した楽曲への思いを告白した。
さらに、BE:FIRSTは9月13日(水)に4thシングル「Mainstream」をリリース。JUNONは「今回は制作段階から、僕たちが少しずつ関わらせていただきました。自分たちの意志もこもっていますし、これからの覚悟も感じられるような楽曲になっています」とアピールする。
LEOは「さっき『絶対にネタバレはなしだからね』って、念押しをされてしまいまして(笑)。言えるとするなら、自分たちの“好き”とか“ルーツ”を詰め込んだような楽曲になっているので、新しいBE:FIRSTを感じてもらえると思っています」と、新曲への向けた思いを明かした。
◆取材・文=suzuki