“社畜系Vライバー”として、とあるブラック企業を退社し、VRの世界へ転生し活動をしている清 楼銘(シン・ロウメイ)。8月28日(月)にはテレビ番組『今夜はとことん異世界スペシャル』(NHK総合、深夜0:00〜2:30)への出演を控えており、活動の幅を広げている。Vライバーに転生する前について彼女は「性別に疑問を持っていた」という。その疑問を解決してくれたのがVRとの出会いだった…。そんな彼女にインタビューを実施。転生前、ブラック企業に勤めていた頃は「1週間に1度帰宅できるかどうかだった」と話し、「革靴にお酒を入れて飲まされた…」と壮絶な過去も打ち明けてくれた。壮絶な過去を乗り越えた、Vライバー、VRライバーとしての活動について尋ねると「気持ちはめちゃくちゃ楽しいですし、トータルで考えてもとても幸せです!」と荒波にも負けない逞しい姿勢を見せてくれた。
――初めに自己紹介をお願いします。
社畜系Vライバーの清 楼銘です。普段はVRの世界からVRヘッドセットと手の動きと身体の動き、全身フルトラッキングで配信を行っていて、VライバーでありVRライバーとして活動をしています。
――普段はどのような配信を行なっているのですか?
大体、深夜1:00〜4:00くらいまで、雑談配信を行っています。最近は昼間の時間にも配信を行なっていて、週に1、2回程度ゲーム配信やカラオケ配信も行っていますが、リスナーさんからは雑談トークを求められている気がするので、9割は雑談配信になっています。
――清 楼銘さんが配信でこだわっていることを教えてください。
私自身が、知的好奇心の塊なので、リスナーさんの得意分野の話や悩みごとを聞くのを楽しみに配信しています。私の悩み事もリスナーさんに相談して、アドバイスをいただいたりしているので、自然と知的好奇心の高い方たちが集まってきている気がします(笑)
――数多くのVライバーがいる中で、清 楼銘さんならではの強みはどこですか?
Vライバーとしてキャラクターを作ることも大事ですが、あまり作りすぎてしまっても、幻想感が強くなってしまうので、本当に何も包み隠さず、等身大の清 楼銘でリスナーさんに接しています。なので、バーチャルという存在でありながらも、私のことを身近な存在に感じていただけていたら嬉しいです。
――なぜ、Vライバーに転生されたのでしょうか?
実は、Vライバーになろうとは微塵も考えていませんでした…。ライバーになりたいからバーチャルの世界に転生したというよりは、先にVRの世界にハマり、バーチャルの世界に興味を持ち始めました。
――VRにハマったきっかけは?
転生前は、男子、女子という性別の認識に疑問を持っていることがあったのですが、VRの世界なら「なりたい自分になれる」と知った時に、自分の中での疑問が解決された気がして、VRとの相性の良さを感じてどんどんハマっていきました。
――なぜライブ配信を始めることになったのでしょうか?
イチナナとは別の会社でしたが、普通にVRで遊んでいる時に、X(旧:Twitter)のDMから、「顔出しでライブ配信しませんか?」とお誘いいただいて、顔出しには抵抗があったので、VRを使用した配信に挑戦しました。
――実施にライブ配信を始めてみていかがでした?
社会人になってから、新しい友達ってなかなかできないじゃないですか…。先ほども言いましたが、私は知的好奇心の塊なので、人の話を聞いたりすることが本当に好きなんです。なので、ライブ配信を始めたことで、新たな出会いもあるし、リスナーさんのお話も色々聞けるので、始めてみて本当によかったと思います。
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