西垣匠“慎太郎”が露天風呂で草川拓弥“湊”の手を握るようすにドキドキ＜みなと商事コインランドリー2＞

「俺はただ湊さんの気持ちが聞きたかったんです」と慎太郎は湊の手を握る

「確かにもともとは家のリフォームが終わるまでって、そういう約束でしたけど、でも、俺やっぱりあの家でもっと湊さんと一緒に暮らしたいです。湊さんもそう思ってるんじゃないですか？」と慎太郎が言うと、湊は視線を落として黙ってしまう。

宿に戻って温泉に入る2人。露天風呂で湊は「やぁ～気持ちいいな！」と大声で言うが、どこかぎこちない空気が流れる。慎太郎が「もう少し、そっちに行ってもいいですが」と聞くと、「う、うん」と緊張しながらうなずく湊。

慎太郎が隣に行くと、湊は目を合わさずに居住まいを正す。「さっきの話なんですけど、最初に決めたルールとか、約束とか、そういうことじゃなくて、俺はただ湊さんの気持ちが聞きたかったんです」と言って慎太郎は湊の手を握る。「湊さんはこの先もずっと俺と一緒に居たいですか？」。湊ははっきりせずに返事をしない。

慎太郎は握っていた手を解き、「先上がってますね、もうのぼせないでくださいよ」と言って出ていくのだった。

温泉で手を握って素直な気持ちをぶつける慎太郎にはいろんな意味でドキドキとさせられる。はっきりと答えられない臆病さがとても湊らしいが、慎太郎の気持ちに応えてあげて欲しいとついやきもきとしてしまった。

※超ときめき宣伝部の正式表記は、ときめきと宣伝部の間に白抜きハートマーク

◆構成・文＝牧島史佳