石井杏奈が筋肉痛に! 「ここさけ」ミュージカルシーン撮影秘話&シーン写真公開

2017/07/20 08:00 配信

映画

石井杏奈演じる菜月が舞台で切ない思いを歌い上げる「心が叫びたがってるんだ。」(c)2017映画「心が叫びたがってるんだ。」製作委員会 (c)超平和バスタ―ズ

Sexy Zone・中島健人が主演し、芳根京子らが共演する実写映画「心が叫びたがってるんだ。」(通称「ここさけ」・7月22日公開)のクライマックス、ミュージカルシーンの場面写真が公開された。

映画「心が叫びたがってるんだ。」は大ヒットした劇場版オリジナルアニメ「心が叫びたがってるんだ。」の実写版。本心を見せることが苦手な高校3年生・拓実(中島健人)が、精神なショックからおしゃべりができない少女・順(芳根)やクラスメートたちとともにミュージカルの上演をめざす姿を描いた物語で、目の前にいる大切な人に思いを伝えられない若者たちの想いを代弁するようなストーリーに仕上がっている。

今回解禁されたのは、拓実と順、クラスメートの菜月(石井杏奈)、大樹(寛一郎)の4人が「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命され、ミュージカルに取り組む姿を映した写真。そこには、それぞれコミュニケーションに難しさを抱えながらもミュージカルの上演という目標に向かって力を合わせるメンバーの姿が写っている。

生徒役のキャストたちのミュージカル練習は、クランクインの約1か月前から始まっていた。歌の練習やキーの調整、音源の録音、振り付けの練習などに全力で取り組む中で、共演者同士のきずなも深まっていった。

なかでも早い段階から練習に参加していたのが、石井杏奈寛一郎。石井はミュージカルの練習に加え、チアダンスの練習と準備もこなした。E-girlsのパフォーマーとしても活躍する石井だが、「普段のダンスと使う筋肉が違うから、筋肉痛になりました」とおどけつつ、練習に汗を流した。一方、ダンス経験がなかった寛一郎は、共演メンバーから振りを教えてもらう中でチームに溶け込んでいった。

中島健人も、自身のツアーリハーサルの合間を縫ってミュージカル練習に参加。「ずっと一緒に過ごしてきたクラスの空気感は、ある程度本当に時間を共有しないと出せないかなと思ったし、一緒にミュージカルを作る仲間という空気感を出したいと思った」と、当時の思いを明かす。

こうして作られたミュージカルシーンで、生徒たちは『悲愴』や『Over the Rainbow』を心を込めて歌いあげている。今回公開されたのは、そんなミュージカルの開演直前に菜月と大樹がクラスメートを鼓舞する場面、菜月の歌唱シーン、お城をバックにクラスメートが踊るシーン、実行委員になることを嫌がっていた大樹が“玉子”役を笑顔で演じる、大樹の成長を感じさせる場面の写真。また、拓実演じる王子の羽根つき帽子の写真も。

実写化にあたり、とくに力が注がれたミュージカルパートの仕上がりを、劇場で体感したい。