小田井涼平が緑生い茂る絶景に感動しながら、乳白色の湯にとろける… パワースポットだらけの鹿児島・霧島の極上宿へ

2023/08/31 12:00 配信

バラエティー レビュー

小田井涼平がパワースポット盛りだくさんの鹿児島・霧島へ「これはもうアート」な豪華ディナーに舌鼓※提供画像

小田井涼平が全国各地を巡り、観光スポットや極上宿、その土地の食などを楽しむ旅番組「一度は行きたい極上宿 小田井涼平のあい旅」(毎週木曜 夜8:00-9:00、BSJapanext)。8月17日の放送では、九州屈指の温泉地にしてパワースポットでもある鹿児島県・霧島市の極上宿を堪能した。絶景ともに乳白色の湯を楽しみ、心の底まで癒されたようだ。

“西の日光東照宮”と称されるパワースポット


雨のそぼ降る中、小田井はまず霧島神宮に到着。かつて坂本龍馬も訪れたという霧島神宮は、身長188センチの小田井が小柄に見えるほど巨大な鳥居が目印。天孫降臨神話の主役であるニニギノミコトを祀る神社で、6世紀に創設された“西の日光東照宮”とも称される国内屈指のパワースポットだ。2022年には拝殿、幣殿、本殿が国宝に指定されている。

湿り気を帯びた緑と静寂に包まれながら、本殿に辿り着いた小田井。ここに何が収められているかは宮司すらも知らず、「中を掃除する際にも手探りでおこなう」という歴史ロマンを感じさせるエピソードや、“西の日光東照宮”と称されるほど斬新な装飾へしきりに感心していた。

この日の極上宿は、閑静な場所に佇む“天からの贈り物”ヴィラモンペトル。宿のコンセプトは“ヨーロッパの田舎町”で、敷地内に独立した5棟の部屋が建てられており、プライベートを尊重した作りになっている。小田井は「ワイナリーにでも来たような。葡萄畑でもその辺にあるんじゃないですかね」「海外のどなたかの別荘に遊びに来た感じ」と、非日常的な空間に足を踏み入れた感動を口にした。

晴れていれば桜島も見えるという部屋に通された小田井には、ウェルカムドリンクとしてクランベリーのアイスティー、さらに庭の木になっているスモモを添えたマンゴープリンが提供される。ひと口した小田井は、プリンとして調理されながらも「マンゴーを食べている」と思うほど素材の風味が活きた味わいを絶賛した。

宿泊する宿は、温泉も食事も一部屋で完結するスウィートルーム。モダンとレトロが同居した部屋にはスクリーンとプロジェクターが設置されており、映画館に訪れたような気分にさせてくれる。浴室は単純硫黄泉、単純硫化水素泉の内湯に加え、2人が入っても十分な広さのサウナ付き。

さらに、部屋には小ぶりなサイズのプライベート露天風呂も。石造りの床に備えつけられた円形の湯船は、美肌効果の高い源泉かけ流しという贅沢さだ。さっそくお湯をいただいた小田井は、テラスから一望できる緑生い茂る絶景に感動しながら、目を細めて乳白色の湯をゆったり楽しんだ。


もはや繊細なアート…食べるのがもったいない絶品の夕食


夕食は部屋に隣接する西洋のダイニングで。小田井が「これはもうアートですね」と声を上げた前菜の一皿には、ラタトゥイユのミルフィーユ仕立て、ジャガイモのガレット スモークサーモン添え、自家製ローストビーフが盛られている。小田井は黄色がかった濃厚な白ワインと共に、繊細な味わいの3品を堪能した。

次に運ばれてきたのは、そら豆のスープ カプチーノ仕立て。空気とクリームを同時に味わうことができる、熟練した技が光る一品だ。これまでに数多の宿でいくつもの絶品料理を食してきた小田井だが、「飲むというよりも、消えていく」という初めての体験には目を丸めて驚くばかり。

メインディッシュは鹿児島県黒毛和牛のフィレステーキ。噛んだ瞬間に肉汁とすっきりした油の味が口の中に溢れ出る贅沢な料理に舌鼓を打ち、「そもそものフランス料理からシェフがさらにアレンジされて、アミューズメントを仕掛けてくれている」とメニューの隅々まで行き届いたおもてなしと遊び心に脱帽していた。

宿をあとにした小田井は、霧島の温泉街を訪れることに。景色を真っ白に染める源泉のゆけむりに「浦島太郎だったらおじいちゃんどころの騒ぎじゃない」と驚愕し、その日が雨模様であることに触れて「気温が若干低めなので、余計湯気が出てるんでしょうね」と、旅の経験で蓄積した知識を披露する。

温泉街巡りの最後は創業152年目の老舗の宿・霧島ホテルで温泉を満喫することに。約500坪の大浴場を独り占めすることになった小田井は、硫黄の匂いが漂う浴槽に身を預け、体に溜まった疲れを湯の中に溶かしていく。当初は広大すぎるスペースに戸惑っていた小田井だったが、趣向を凝らした温泉の数々に表情がほぐれていった。

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