第9話は――
藤子(田辺桃子)はアパートに帰れないまま、漫画喫茶で寝泊まりをしていた。GPSは解除していたため、仁科(小関裕太)に場所を特定されないで済んでいたが、相変わらず心が休まらない日々を過ごしていた。
そんな時、藤子は利宗(奥智哉)から仁科とけんかをしたのかと問い詰められる。まさか仁科がストーカーだったとは言えず、とりあえず仁科とは連絡を取らないようにと告げる。
一方、仁科は藤子にきちんと話をするために藤子の勤務する会社の前まで行くが、田辺(矢吹奈子)に見つかって追い返される。
仁科に執念深さを感じた田辺は、坂本(武田航平)に「逆恨みに気を付けてください」と忠告をする。田辺の言葉を笑い飛ばしていた坂本だが、背後に仁科が近づいていた。
公式ホームページなどで見ることができる予告動画には、会社の前にいる仁科を見つけた田辺が「何しに来たんですか!」と強く言うシーンが。さらに、「あなたがしたことは犯罪なんですよ!先輩の日常を返してください!」と怒った様子を見せる。
また、坂本の背後から近づき、「坂本さん、こんばんは」と耳元でささやく仁科の姿も。坂本は思わず仁科を投げ飛ばしてしまうが、その後、二人は落ち着いて話し合いをする。そこで仁科は、「藤子さんは生きる全てなんです。この気持ちはどうしたらいいんでしょうか…」と打ち明けるが、坂本から「今の蓬田の望みは、元の生活に戻ることだと思います。あなたのいない、日常です」と残酷な言葉を投げかけられてしまう。
動画の最後には、藤子に「仁科さんはもういないよ」と告げる坂本の姿が。その言葉を聞いて自宅に戻った藤子は、ベランダに「ごめんなさい」というメッセージを見つけ、「本当にいなくなったんだ…」とつぶやく。藤子の表情と声色からは、安堵しながらも寂しさも少し含まれているように感じる。
この動画に、視聴者からは「仁科さん辛そう」「どうにか藤子さんと結ばれて欲しい…道は間違えてしまったけれどきっと2人で幸せになれるはず!」「ストーカーの幸せを願ってしまう複雑な心境…」「坂本さん優しすぎ」「坂本さんにしておきなよ…」などのコメントが寄せられている。
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