Fabulous Sistersの2連覇なるか?今年のWODの見どころをオーガナイザー鍵谷氏が語る!

2017/07/20 19:00 配信

芸能一般

2連覇なるか?Fabulous Sisters

アメリカのロサンゼルスを拠点に、全世界50都市以上にて開催される世界で1番大きなダンスコンペティション、“WORLD OFDANCE ”。ダンス映像のコンテンツやイベント数など、WODのファンを全世界に持ち、毎年開催都市やWODファン人口も増え続けている、ダンサー達がもっとも注目する世界でも1番大きなイベントです。今年は7月22日(アメリカ時間)から開催!今回は、この大会の日本のオーガナイザーを務める鍵谷正氏に今年の大会の見どころなどを聞いた。

——今年の優勝予想は?日本チームの状況は?

「Youth divisionは、RuuのFabulous Sisters が2冠が注目ですね。しかし、僕から提案したkidsアニメーションも見物です。今年は、他国のKidsもレベルが高いです。しかし、やはりアメリカが注目ですかね?例年通り、アメリカとFabulous Sistersの戦いの気がします。Uppeer divisionは、敵が多すぎますね。今回は、なんといってもWREIKO familyが見物です。彼女も私が誘ったのですが、「ベンハー」という映画の1シーンを観てるような彼女の作品が、どう世界に評価されるのか? あの椅子技と、海外であれがクレオパトラと認識するか?ということ、ここが私の見所です。勿論、彼女にはこれらの理由を話し、『まずは、予選通過をしてくれ』と頼み込みました(笑)。あれだけ衣装を凝るのも日本の利点ですね。実際に、Upperは敵が多いです。特に、ロシアチームが強いですね。今年も来ると思うのですが、アメリカチームもヤバイです。Upper teamは大変ですね。まさにオリンピックです。」

——2連覇のかかったFabulous Sistersについて

「“ 2連覇することしか考えていません!!本番ギリギリまで、全て最高のパフォーマンスをする事だけ考え、死ぬ気で戦います!”これはRuuが言った事ですが、実は私から昨年2冠を狙うということを勧めました。これには、大きな理由があります。私は、色々なことに『日本発!』ということに拘っております。WODでも言えることなのですが、団体で、日本人で、ワールドワイドなネットワークを持ったコンテストで、2冠をとったチームがいません。それも、圧倒的な強さという条件です。Fabulous Sistersは、これにピッタリとはまっています。だから彼女には勧めたのです。あとは、Fabulous SistersがSNSを本来あるプロモーションで展開すれば、あっという間に世界の頂点に立ちます。WODのネットワークを使えば、Fabulous Sistersが頂点に立つのは非常に簡単なことなのです。」

——コンペティションとは別にEXHIBITIONで 出演する 日本チーム“ASIAN WAACKING SENSATION-Tokyo Samurai Girls”とは?どういう経緯で出演になったのか?

「通常、海外からEXHIBITIONに出演することは出来ません。勿論オファーがあれば別です。では、何故このようになったかというと、2018年、2days開催が検討され、その中身で最初に私から1つの提案をしました。まず、本社の考えは“もっと沢山のダンサーに出演する機会を与えたい”というものでした。そこで、3つの理由から本社に提案したのです。理由1→大学生の世界大会。理由2→WODで本格的なフルサイズのWaackステージ。理由3→日本発のEXHIBITION出演。この3つが理由となり、特に2番については、団体でスピーディーな動きを纏めるというステージをWOD内で見せたかった。それには、mizukiが抜擢だったのです。私はmizukiと話し、最初に大学生でオーディションを行い60名という人数で圧巻させる方法を話していましたが、WODはまだ浸透していないのと準備期間が無く、2と3を重点に置くことにしました。これらの大きな目的は、世界的プロモーションと、継続的なPR活動にあります。これらを理解出来るのも彼女が適任だったということです。」

——ルーティンやフォーメーション、クオリティーの高さの面から見ても圧倒的に今年も日本チームが強いんでは?というイメージですが、現地での評価はどうでしょうか?

「おっしゃる通りです。日本は、非常に強いチームだと思います。昨年の事もあり各国日本潰しを考えてきてると思います。ただ、アメリカは振りを揃えることにたけています。ここが日本の弱点でもあります。日本は、振りを揃えることが上手いと思ってる人が多いと思いますが、実は逆なんです。構成は、得意でも振りを揃えることが苦手なのです。ここがクリアーできれば各点数が並列となるので受賞に近づきます。現地というより、新進気鋭で登場した感じです。なので注目度も高いです。

——WODに向けて、鍵谷さんは日々どんな日々を送っていますか?

「日本国内イベントは、DANCE DELIGHTをはじめ、DANCE ALIVE等が既に確立しています。しかし、海外イベントはまだ確立しておりません。私は、WODを全国で開催することは勿論のこと、行政や企業を絡めたものにし、海外イベント第1号として確立したいと思っています。その為に、様々な動きと横の繋がりを作っています。これが、ステップアップの為のロールプレーンと言いましょうか?日々営業マン的に動いています。あとは、受賞後のFinal迄の準備が大変ですね。誰一人、本当のアメリカを知りません。海外渡航も知ってるようで知りません。これを理解して貰うのにとにかく大変です。更に、何だかんだ150人以上毎年行ってるので航空券が大変です。今後、地方予選が全てスタートした場合は、500人とかなる可能性があります。旅行代理店は、大変でしょうね。細かなことですが、毎年ちょこちょこルールやデザインが変わるので、そういう変更事項の確認が大変ですね。色々やっていると、直ぐに予選間近になります。」