舞台「ドクター皆川~手術成功5秒前~」が、10月12日(木)から29日(日)まで東京・本多劇場にて上演される。皆川猿時演じる力持ちだが手先が不器用な外科医を主人公に、歌ありダンスありで繰り広げられるコメディー作品だ。本作にドジっ子ナース役で出演する乃木坂46・金川紗耶にインタビューを行い、初のグループ外舞台出演に向けた意気込みや、演技の仕事への思いを聞いた。普段からドジっ子エピソード満載だという金川にとって、今作の役どころは「自分自身なんじゃないか」と思うハマり役だという。
――「ドクター皆川~手術成功5秒前~」はコメディーですが、金川さんご自身コメディー作品はお好きですか?
はい、大好きです。テレビでもバラエティー番組や芸人さんが出ている番組はよく見ています。舞台では、それこそ前回の「3年B組皆川先生~2.5時幻目~」を見させていただいたのですが、初めて舞台でめっちゃ笑いました。だから今回「ドクター皆川」に携われてすごくうれしいですし、すごく楽しみです。
――とはいえ、見るのと出るのとではまた全然違うと思うのですが、ご自身がコメディー舞台に出演することについてはどう感じていますか?
未知の世界すぎてどうなるか全然想像はつかないですが、やっぱり「すごく楽しそうだな」というイメージが最初に来て。今はあらすじを頂いている段階なのですが(※取材は8月下旬に実施)、一人一人のキャラクターが際立っているなという印象なので、それが全員重なったときにどれくらい面白くなるのかというのも楽しみです。
――アドリブやむちゃ振りなどもあるかもしれませんが、そのあたりの自信は?
めっちゃやりたいです。以前出演していた「ノギザカスキッツ」(日本テレビ系)ではコントにも挑戦していて。そこで勇気とかも身につけられたかなと思うので。
――例えば「これはNG」みたいなことは?
事務所がNGだったらっていう感じです(笑)。私自身にはないです!
――頼もしいですね。金川さんの役どころはドジっ子ナース。この役どころに関してはいかがですか?
どうなるんですかね? でも自分の中では私にぴったりだなと思っていて。私自身、ドジも結構あるし、言い間違いも激しいので、結構役には入りやすいのかなと思います。
――まだ稽古前ということですが、現時点で準備していることがあれば聞かせてください。
自分が過去にどういう言い間違いをしたかを思い出すようにしています。
――ご自身の中での“ドジっ子”を貯めていると。
はい。本当に不意に言った言葉なのでなかなか思い出せなくて。これからはドジっ子経験があったらメモっていこうかなと思います。
――思い出したドジっ子エピソードを一つ教えてください。
結構前の出来事なんですけど、フランクフルートを……あれ? フランクフルート?
――フランクフルトですかね?
ああ、そうです! フランクフルトを、あの……何でしたっけ? シリアル……肌色のシリアルがいっぱい入っているやつ!
――コーンフレーク?
そう! フランクフルトをコーンフレークと間違えたことがありました。
――全然違いますね(笑)。
なんかリズムで覚えちゃってて。言い回しが似ているんですかね? 分からないんですけど、本当に言い間違いが多すぎるので、気を付けてはいきたいです。
――今作ではそんなドジっ子が生かせそうですね。
はい。むしろ自分自身なんじゃないかと思うくらいなので、ちょっと不安でもありますけど、このドジっ子を出していけたらいいなと思っています。
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