乃木坂46金川紗耶、ドジっ子ナース役は「自分自身なんじゃないかと思う」初のコメディー舞台にNGなしの意気込み

乃木坂46・金川紗耶撮影=梁瀬玉実

メンバーや他グループから受ける刺激


――「ドクター皆川」は同僚への嫉妬心が物語の一つの鍵になっています。金川さんは乃木坂46のメンバーや同世代の他のアイドルなどに対して、嫉妬心を抱くことはありますか?

メンバーに対しては、嫉妬心というか、憧れがあります。特に弓木奈於ちゃんは同期ですし、ずっと一緒にいるので、活躍を見て「この子、すごいな」って思いますね。バラエティー番組に出れば爪痕も残すし、歌もうまいしダンスもできるし、ビジュアルも良くて。「こんなすてきな子、他にいる?」っていうのは毎日めちゃめちゃ思っています。

――そんな弓木さんに対して「負けたくない」といった気持ちになる?

いや、負けます。でも私には私で、弓木奈於ちゃんとは違う一面もあると思うので、その武器を見つけていければなと思っています。

――では他のグループに対して、負けたくないという気持ちになることは?

他のグループの活動も見るので、刺激にはなっていると思います。例えば櫻坂46さんが海外でライブをしていたりするのを見ると、私たちも海外での活動は目指しているところなので、頑張らないとなって思います。私たちは私たちらしく、頑張っていこうねって。

乃木坂46・金川紗耶撮影=梁瀬玉実


仕事の上では「楽しむことが第一」


――劇中で金川さんが演じるナースは、ドジっ子ではありますが、一生懸命に仕事に勤しみます。金川さんご自身が今お仕事をする上で大切にしていることは何ですか?

やっぱり楽しむことが第一ですね。何事も楽しむことが大事だなと思いながらやっています。あとは息抜きも必要だと思うので、家でドラマを見たり、妹とゲームをしたりする時間も大切にしています。

――「楽しむことが大事」とおっしゃっていましたが、体力的に大変だったり、楽しめなくなりそうなときもあると思います。そういうときはどうしているのでしょうか? 発想を切り替えるとか?

そのときは「これを乗り切れたら何もつらいものはない!」と思い込みます(笑)。

――頑張ったときに自分でご褒美をあげたり、「これのために頑張ろう」みたいな存在はありますか?

お洋服は買っちゃうことが多いかもしれないです。ちょっと高いお洋服とか。買っちゃったときはお母さんに報告してます。

――では本作を終えたらやりたいことや、ご褒美として自分にあげたいものはありますか?

めっちゃあって。まずは、北海道に帰ることを目標に頑張りたいと思っています。あとは一人で海外にも行ってみたいと思っているんです。今まで一度も海外に行ったことがないので。

――海外に行くならどこの国で何をしたいですか?

今はフィンランドに行きたいです。フィンランドってサンタクロースがいるじゃないですか。私、サンタクロースが大好きなので、会いに行きたい!

――「北海道に帰りたい」ともおっしゃっていましたが、北海道ではご家族とゆっくり過ごしたい?

はい、家族との時間を過ごしたくて。温泉に一緒に行きたいなって思っています。もしあれだったら私の奢りでもいいので(笑)。

――ご実家に帰ったときは、ご飯をご馳走したりどこかに連れて行ったりみたいなことはよくされているんですか?

いや、まだ一回もしていないんですよ。誕生日もプレゼントをあげ忘れたりもするので、そのぶん、いつか一気に何かお返しできたらなと思っています。そのためにも、今回の舞台頑張ります!

■取材・文/小林千絵
撮影/梁瀬玉実
ヘアメイク/東門稚乃
スタイリスト/松島茜(io)