最終回で与田祐希“リコ”がドリクレを卒業…視聴者からは続編を期待する声<量産型リコ>

2023/09/04 15:06 配信

ドラマ 動画 レビュー

「量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-」最終話より(C)「量産型リコ」製作委員会2023

乃木坂46与田祐希主演の木ドラ24「量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-」(深夜0:30-1:00ほか、テレビ東京系ほか)の第10話(最終話)が8月31日深夜に放送された。延長プレゼンに勝利し、ハニーグループから大型投資を受けることになったドリームクレイジー。日々忙しく奔走する中、リコ(与田祐希)はプラモデル大会の当日を迎えていた――。(以下、ネタバレを含みます)

「量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-」とは


同作は、2022年7月期に放送された「量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-」の世界とは別の“もう1つの世界”を生きる主人公の成長を描いたホビー・ヒューマンドラマ。「周りとは違う」と思って走ってきた若者たちが“人生のオリジナリティー”に葛藤し、プラモデルをきっかけに大人へと組み立っていく姿を描く。

スタートアップ企業「ドリームクレイジー」(以下「ドリクレ」)の社長・小向璃子(以下リコ)役の与田の他、リコの大学の同級生で「ドリクレ」共同創業者の高木真司役に望月歩、同じく浅井祐樹役に前田旺志郎、「ドリクレ」のライバル会社「Perfect Beans」の社長・中野京子役に藤井夏恋、スタートアップ企業支援プロジェクト「ドッグラン」の代表・犬塚輝役にマギー、犬塚の秘書・雉村仁役に森下能幸が配役され、前作と同姓同名の全く異なる役柄で登場。

そして、前作の世界と唯一共通の存在となるプラモデル店「矢島模型店」を営む店主“やっさん”こと矢島一役に田中要次が続投。また、新キャストとして、「ドリクレ」に新たに加入するメンバーとなる後田浩一郎役の矢柴俊博、熊本侑美役の市川由衣、「矢島模型店」のアルバイト・アオ役の石田悠佳、「Perfect Beans」の一員・ハル役の天川れみが登場し、「量産型リコ」ワールドをより一層盛り上げる。

ついに迎えたプラモデル大会で悪戦苦闘するリコ…


ついにプラモデル大会当日を迎え、緊張した様子のリコ。プラモデル店、矢島模型店の店主やっさんに「これまでしてきたことを思い出せ」と鼓舞され、厳しい特訓を思い出していた。

大会の制作テーマは“プラモデルの可能性”で、参加者はリコを含めた3人。大会期間は3日間の長丁場となる。リコは周りの空気に圧倒されつつも、量産型のプラモデル、ボトムズの「スコープドッグ」をチョイス。やっさんとアオが見守る中制作を進めるリコだったが、途中で「今日は終わり」「8時間は寝たいので」と作業を中断しスタジオを去ってしまう。

そしてプラモデル大会2日目。リコはプラモデルの塗装からスタートさせるが、周りの2人の様子が気になり不安でいっぱいの様子。「これまでしてきたことって何だろう…」と瞑想を始めるリコは行き詰まり、「今日はもうやめます」とこの日も早々にスタジオを後にする。アオは残り時間を気にして不安になっていたものの、やっさんは「あの作品にはまだリコが足りてない」と指摘し、リコの判断は的確だったと納得するのだった。