指原莉乃プロデュースのアイドルグループ「≒JOY」が9月3日に1stコンサート「初めまして、≒JOYです。」をパシフィコ横浜国立大ホールにて開催した。コンサートは「昼の部」「夜の部」の2部で開催され、各部4000人、合計約8000人のファンが会場に集まった。
夜の部では、グループのロゴマークのデザインに取り入れているティアラを身に着けてステージに姿を現した≒JOYは、このコンサートでお披露目となった「Overture」に合わせてしなやかなダンスパフォーマンスを披露。観客が色とりどりのペンライトを振り、盛大な歓声をステージに送る中、1st Song「≒JOY」で勢いよくライブの幕を開けた。
=LOVE「樹愛羅、助けに来たぞ」では山野愛月がセンターを務め、間奏で馬跳びに挑戦。空手経験者の江角怜音が瓦割りをするひと幕もあり、コンサート序盤からエンタテインメント性の高いライブが展開された。
コール&レスポンスで会場の温度を高めた後は、ユニットに分かれてのカバー曲を披露。ステージ上に炎が噴き上がる中、江角、藤沢莉子、村山結香がAKB48の「野蛮な求愛」をパフォーマンス。1人でステージに登場した天野香乃愛は、指原プロデューサーがかつてソロデビュー曲として発表した楽曲「それでも好きだよ」を披露。大信田美月、高橋舞、山田杏佳、山野は「ロマンティックいか焼き」、大西葵は「きっかけ」とそれぞれ乃木坂46の人気曲をカバーした。
ライブの後半で披露されたのは最新曲「その先はイグザルト」。センター江角を中心に真に迫るようなパフォーマンスを展開すると、そのまま激しいロックナンバー「超孤独ライオン」へを披露。さらにオリジナル曲の「大空、ビュンと」「今日も君の夢を見たんだ」「笑ってフラジール」を一気に畳みかけた。
その後渡されたプロデューサー・指原からの手紙には、≒JOYのリーダーが小澤愛実に決定したことを告げるもので、目から涙をあふれさせる小澤のもとにメンバーが駆け寄り祝福する光景が広がった。
小澤は観客からも祝福の声援を受けつつ、「アイドルを続けられてこうやってステージに立てているのも幸せですし、そのグループが≒JOYということも幸せです。大好きなグループに貢献できるようにがんばります」と決意を述べ、逢田珠里依は「12人みんな横一列でかんばろうね!」と笑顔で小澤のメッセージに応えた。そして最後に、新曲「きっと、青い」をパフォーマンスし、晴れやかな笑顔でステージをあとにした。