TVアニメ「SYNDUALITY Noir」(毎週月曜深夜0:00-0:30ほか、テレビ東京系ほか/ディズニープラスで定額制見放題独占配信)の第9話「Legendary hero」が9月4日に放送・配信された。カナタ(CV:大塚剛央)と“伝説のドリフター”アルバ(CV:広瀬裕也)との出会いが描かれ、物語が大きく動き出す予感に多くの視聴者の期待が高まった。(以下、ネタバレがあります)
同作は、バンダイナムコエンターテインメント、バンダイナムコフィルムワークス、BANDAI SPIRITSによる新規大型SFプロジェクト「SYNDUALITY」のアニメで、近未来を舞台にしたSFもの。浴びれば死に至る猛毒「ブルーシスト」の雨が降り注いだ大災禍「新月の涙」によって一度は地下へと逃れた人類だったが、100年以上の時を経て、再び地上での生活を取り戻しつつある。人類の敵「エンダーズ」の脅威がいまだ残る地上で、人々は「ネスト」と呼ばれる集落を形成し、人類双対思考型AI搭載ヒューマノイド「メイガス」と共に日々を送っていた。
西暦2242年。荒廃した地上でエネルギー資源を採掘する冒険者「ドリフター」になることを夢見る青年・カナタはある日、すご腕のドリフター・トキオ(CV:小林裕介)と共に廃虚となったミュージアムを捜索中、記憶を失ったメイガス・ノワールを発見する。ノワールは日常生活に必要なスキルが欠如しているポンコツメイガスだったが、エンダーズとの戦闘では抜群の能力を発揮。カナタはノワールをパートナーとして迎え、ドリフターとしての道を歩み始める、というストーリー。
カナタは「トレーダーズネスト」へ向かう途中、激しい雨の中を生身で行動する一人のドリフターを目撃する。猛毒「ブルーシスト」の雨の影響を受けない彼の様子に、カナタはあぜん。
何でも売っている「トレーダーズネスト」では、頼まれていた物を調達した後、自分の買い物に興じるカナタ。行きつけの店で買い物していると、先ほどのドリフターが来店していくる。店主に彼の素性を尋ねると、アメイジア時代からクレイドルコフィンに乗っている伝説のドリフター・アルバで、メイガスの記憶に詳しいことを知る。退店したアルバを追い掛け、「メイガスの記憶について話を聞きたい」とお願いするカナタだったが、アルバから邪険にあしらわれてしまう。
その後、偶然アルバのメイガス・エイダ(CV:石川由依)と出会ったカナタは、エイダにノワールの事情を説明し、アルバと話がしたい理由を告白。アルバのキャリアに移動し、アルバの帰りを待たせてもらう。帰ってきたアルバと話すことができたカナタは、アルバのキャリア内でノワールに実装されているメモリを検査することに。
検査中、寄生型のエンダーズが複数出現。賞金稼ぎのドリフターたちが手こずる中、アルバは1機で出撃。ピンチに陥ったドリフターたちを逃がした後、全てのエンダーズを倒して伝説のドリフターの実力をいかんなく発揮する。
伝説のドリフターとの邂逅やノワールの秘密につながる扉が開かれたことなど、物語は新たなフェーズに入った様子。SNSでは「気になるところで終わった…」「いよいよノワールの謎に迫るか」「ノワールの正体に若干近づいた感が」「秘密に近づいたのに情報は与えられず」といった声があふれ、いよいよ物語の核心が明らかになる予感に期待感が高まった。
◆文=原田健
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