ジェホの今までの言動と、サンウンのひと言から、夫に対する不信感と疑念を抱くジュラン。そこで彼女は夜中ジェホが眠る間にカーナビの履歴を探ってみるが、防犯カメラ同様に履歴も消されていた。
その翌日、ジュランは隣家を訪れて“防犯カメラを見せてほしい”と頼む。しかし隣人から理由を聞かれたジュランは何も言えなくなってしまい、諦めて帰ることに。その後気になった隣人が防犯カメラをチェックすると、そこには雨の夜にジュランの家から車が出ていく映像が記録されていた――。
その後ジュランは自分に嘘をつき続けるジェホに対して、これまでの不審な行動について語り、「私には正直に言って」と迫る。しかし彼女の問いをごまかすかのように、突然キレ始めるジェホ。「お前がこうなるたび僕とスンジェは苦しいんだ」と、今でも精神安定剤を飲むジュランがおかしなことを言っているのが原因と言わんばかりに、声を荒げ責め立てた。
そしてジュランは真相を知るために、サンウンの居所を調べて直接会いに行く――。
同話では、サンウンの意味深な発言も目立った。ユンボムが5つも生命保険に入っていたことを知ったサンウンは、食事を途中で放り、ものすごい形相で保険会社に駆け込む。そこで保険員に「2年以内に自殺した場合支給されない」と言われてしまうのだが、もらえる金額が5億2000万ウォンと知ると、サンウンは「自殺じゃない。私は知ってる」と断言した。
葬儀場で夫の死に寄り添う素振りを見せたサンウンだが、保険員にいくら貰えるのか喰ってかかる様子や、携帯を自分で見つけたにも関わらず“ユンボムが預けていった”と嘘をつく様子から、実はユンボムの死の全容を知っていながらも、金銭のために動いているようにも見え始めた。
“ピンクのスマホ”を武器に動き出すサンウンと、明らかになっていく事実に恐怖しつつも真相に迫っていこうとするジュランの姿が同話の見どころと言えるだろう。また、ジュランの心をより一層掻き乱す“ジェホの真意”も気になるところだ。各々の状況と相手の顔色を見ながら繰り広げられる心理戦は、今後どのような展開を迎えるのだろうか。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)