M!LK×げんじぶの5人が扮する“アンリミッターズ”を直撃「このドラマでしか見られないグループ感を楽しんで」<怪談新耳袋>

2023/09/07 08:00 配信

ドラマ インタビュー 独占

(左から)塩崎太智、曽野舜太、吉澤要人、武藤潤、大倉空人 撮影=加藤翔

9月7日に「怪談新耳袋 暗黒」(毎週木曜夜11:00-11:30、BS-TBS)にて、「人形村」の第3話が放送される。同ドラマの原作は、木原浩勝氏・中山市朗氏が全国をまわり、本当にあった怖い話を集めた短編集「新耳袋 現代百物語」。数々のジャパニーズホラー作品に影響を与えたと言われる「怪談新耳袋」が、今夏10年ぶりに帰ってきた。今回、WEBザテレビジョンでは「人形村」に出演している原因は自分にある。吉澤要人武藤潤大倉空人M!LKの塩崎太智と曽野舜太にインタビューを実施。ホラーが苦手だという5人にドラマ出演が決定した際の心境や、ドラマではあまり描かれない各キャラクターの裏設定などについてたっぷりと語ってもらった。

世界に恐怖を与えた「怪談新耳袋」が10年ぶりに復活


同シリーズは2003年にBS-TBSで放送が始まって以降、2013年までに6シリーズ(110話)とスペシャルドラマ6作の放送を行ったジャパニーズホラー。今回は、”闇“をテーマにした新作8本を製作。1話10分で構成される4話完結の連続ドラマと10分のオムニバスホラー(短編集)4本を放送している。

5人が演じたのは、動画配信グループ・アンリミッターズのメンバー。人気低迷を打破すべく、ネットの都市伝説で有名な“人形村”を突撃取材する、というストーリーだ。

ホラーは「挑戦してみたいジャンルの一つだった」


――ホラードラマである本作に出演が決定した際の心境はいかがでしたか?

塩崎太智(以下、塩崎):実は撮影前に参考用の映像をいただいたのですが、ホラーを見るのが苦手でして…事前に見ることなく撮影に挑みました(笑)。

曽野舜太(以下、曽野):「ホラー作品の出演が決定したよ」と聞いた時に、僕自身がすごく怖がりなので、リアルに怖がってしまう気がして、ちゃんとお芝居ができるかと不安になったんです。

ですが、ホラーによく参加している方から「怖がりの人の方がいいものが撮れる、ホラーが好きな人だと楽しんじゃうから」と聞いて、怖がりな自分に(今回の役は)ピッタリだなと思いました。ちなみに事前にいただいた参考映像はダイジェストだけ見ました(笑)。

武藤潤(以下、武藤):僕は参考用の映像を全部見たのですが、怖すぎてその日の夜は全く眠れなかったです(笑)。

「人形村」は進行方向のカメラと、自分たちを追うカメラの2つの画が組み合わさってできる作品なので、どういう画が怖いのかなと考えながら見ていたら、すごく勉強になりました!

吉澤要人(以下、吉澤):ホラーは俳優として挑戦してみたいジャンルの一つだったので、参加できると聞いてすごくうれしかったです。

それに、お話をいただいたときにM!LKのお2人と一緒だということも聞いたので、安心感があって。初挑戦ではあったのですが、楽しみな気持ちが大きいまま、撮影の日を迎えることができました。

大倉空人(以下、大倉):僕は一度ホラー映画に出演したことがあったので、ホラー作品自体についてはその時に研究していたんです。でも、今回は自分で撮影をしなければならないということに緊張していて。

普段僕たちはカメラで撮ってもらう側なので、いざ自分で撮影するとなるとセンスが問われますし、その映像のクオリティで「全然怖くない」と思われるのも悔しいですし…。なので、みんなのことを撮るときも、自分のことを撮るときも、どの角度がいいのかなと考えながら撮影に挑みました。

――カメラの勉強会は事前に行われたのでしょうか?

塩崎:そうですね、事前にみんなで集まる機会があったので、その時にカメラの使い方を勉強しました。誰か「めっちゃ上手い!」って言われていたよね、潤だっけ?

武藤:いやいや、でもスタッフさんも驚くくらいに僕たちができたらしくて「すごいね」と言っていただきました!

曽野:実は僕だけ衣装合わせの時に少しリハーサルをしたのですが、渡されたカメラがロケに使用するような重たいカメラで。「これを使って山の中で撮るよ」と言われていたので、“僕だけ修行させられるのかな!?”と思っていたのですが、最終的には軽いものになって安心しました(笑)。