エディオンアリーナ大阪で開催されるボクシング興行「3150FIGHT vol.7」が、ABEMAボクシングチャンネルにて10月7日(土)昼1:15より全試合無料生中継されることが決定した。
「3150FIGHT」は、「最高のボクシング再興へ」のスローガンのもと、WBA世界ライトフライ級、WBC世界フライ級、WBA世界バンタム級と日本人初の世界3階級制覇し、これまでボクシング界に数々の伝説を残してきた元プロボクサーの亀田興毅がファウンダーを務める、ボクシングの3150(再興)を目指したプロジェクトだ。
今回、全試合無料生中継が決定した「3150FIGHT vol.7」では、世界ミニマム級暫定王者の重岡兄弟による、王座統一をかけた、念願のダブル世界戦がついに実現する。ひとつは、「WBC世界ミニマム級タイトル統一戦」にて、WBC世界ミニマム級暫定王者の重岡兄弟の兄こと重岡優大選手が、正規王者のパンヤ・プラダブスリ選手と、もうひとつは、「IBF世界ミニマム級タイトル統一戦」にて、IBF世界ミニマム級暫定王者の重岡兄弟の弟こと重岡銀次朗選手が、正規王者のダニエル・バラダレス選手と対戦する。
この長きにわたる因縁の世界戦は、1月に行われた「3150FIGHT vol.4」までさかのぼり、まず、「3150FIGHT vol.4」にて弟の銀次朗選手が自身初となるIBF世界ミニマム級タイトルマッチに挑戦するも、王者のダニエル・バラダレス選手が偶然のバッティングにより負傷し、無効試合になる。兄の優大選手も、4月に開催された「3150FIGHT vol.5」にて王者のパンヤ・プラダブスリ選手と対戦予定だったものの、大会1週間前に相手のインフルエンザによって試合が中止となる。
その後、8月の「3150FIGHT vol.6」にて銀次朗選手の再戦がセットされるも、今度は銀次朗選手がケガによる試合キャンセルを申し出たため、試合は再び延期される。また、優大選手もプラダブスリ選手が6月にタイで防衛戦を強行するなど、試合は暗礁に乗りあげていた。しかし、「3150FIGHT vol.5」にて暫定王者となった重岡兄弟の正規王者との対戦実現を熱望する亀田ファウンダーが、軽量級では破格の値段にて試合実施権利を落札し、今回、悲願のダブル世界戦が行われる。
また、スーパーバンタム級からフェザー級への転級を発表し、話題を集める亀田興毅の実弟の亀田和毅選手も、「3150FIGHT vol.7」にきて「3150FIGHT」に堂々と参戦する。日本ヘビー級王者の但馬ミツロ選手の対戦や、デビュー2戦目にして世界ランカーと対戦する花田楓選手の一戦、政所椋選手の日本ランカーとの一戦など、注目試合が次々と行われる予定となっている。
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