ヘギョは、演じたヨンウンについて「仕事に情熱的で、自分に与えられた仕事に力を注ぐ人物。プロ意識を保ちながら、私情に振り回されずに自由に人生を生きようとした彼女に、再び愛が訪れます。そんな中でも、賢明な判断を下し、前向きに考えるキャラクターです」と説明し、「演じながらヨンウンに学ぶ事が多かった」と語っている。
ストーリー序盤のヨンウンは、仕事はデキるが思いやりが感じられず、余裕も無くて、正直あまり好感が持てなかった。だが、彼女の過去を知ると、そうなるしか無かったのだと理解できた。また、ジェグクとの関係が深まるにつれ、表情も格段に柔らかくなる。そんな変化にも注目してほしい。
また、ギヨンはジェグクについて、「プライベートはもちろん、仕事にも情熱と自信が溢れています。恋人の前でもクールで、大人っぽい事が多い」と話し、「今まで僕が演じてきたキャラクターとは全く違うので、とても悩みながら演じました」と、打ち明けていた。
ヘギョとギヨンは、今回が初共演。実際の年齢差は11歳で、俳優としてのキャリアも彼女の方が格段に大先輩だ。彼が物心ついた頃には既に大スターだったヘギョとの共演は、「まだまだ先の目標だった」と言うギヨン。それが思ったより早く実現して、隣に彼女が居る事が不思議で、「上手くやらなくちゃ」という想いでいっぱいだったそう。そして、「僕と先輩が並んで立っている姿が、“先輩と後輩”ではなく、“ヨンウンとジェグク”として映るように」と演じたとの事。
ヘギョは、ギヨンについて「ギヨンは純粋で明るくて元気な子。彼は、質問や助けが必要な時に素直に口にするので、私も手助けできました。どこに行っても愛される人だと思います」と言い、良い関係を築いた様子。ギヨンは、この作品を撮り終えた後に兵役に就いたのだが、ヘギョはその勤務地にも面会に行っている。