10年ぶりに恋をしようと頑張ってきた向井は、いつも一番近くにいてくれた洸稀の存在が、いつの間にか自分の中で大きくなっていることに気が付く。しかし、今の楽しい関係が壊れるぐらいなら、気持ちは伝えたくないと思い悩む。
一方、前向きに離婚した麻美と元気は、自分たちらしい幸せな暮らしを模索中。そんな中、美和子もある決断を下そうとしていた。
――という物語が描かれる。
公式HPなどで公開されている予告動画では、「人はみんな、幸せになるために生きている。だけど、その幸せがどこにあるのかは分からなくて、悩んだり、迷子になったりする」という向井のナレーションと共に、向井たちの何気ない日常が描かれている。
また、洸稀とランチをしながら、「これだよ、やっぱ俺たちはこんな感じがいい」「この関係を壊さないためには言わないほうがいいんだ」と切ない表情を見せる向井や、「一人で強くなる必要はないんじゃないかって」と美和子に話す麻美、「今日が幸せでも、明日は何かに悩んでいるかもしれない」と麻美を諭す公子の姿も。
そして、これまでぶつかってきた、中谷真由(田辺桃子)との「好きって何?」、羽鳥アン(久間田琳加)との「誠実って何?」、原チカ(藤間爽子)との「結婚って何?」、美和子との「守るって何?」、洸稀との「幸せって何?」といった問題を振り返りながら、「彼女がいる人生、いない人生、結婚する人生、独身の人生、どんな人生だってありだって本当に思える」と思い至る向井。
最後には、「ずっと友達だと思ってた人を好きになったらどうする?」と元気に相談する向井の姿も映し出されている。
最終話放送を前に、「まさかこんなに深いドラマになっていくとは」「毎回いろいろなことを考えさせられた」「半世紀生きても、答えは出ん」「最終回超楽しみだけど絶対ロスする自信ある」「今期のドラマで一番好きな作品でした」「向井くんが幸せになれますように」といった声など、オンエア前からSNS上などで話題となっている。
「こっち向いてよ向井くん」最終話は、9月13日(水)夜10:00より日本テレビ系にて放送。
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