9月13日、放送中の連続テレビ小説「らんまん」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)から「ブギウギ」(NHK総合ほか※10月2日[月]放送スタート)へのバトンタッチセレモニーが実施され、「らんまん」で主演を務める神木隆之介、ヒロインの浜辺美波、「ブギウギ」でヒロインを務める趣里が登場した。
まずは、いよいよ9月で終わりを迎える「らんまん」について、神木は「撮影は先日終了いたしまして。幼少期から槙野万太郎というひとりの人物の人生を生きてきて、あと2週間ちょっとなんだなという寂しさもありつつ、最後まで皆さんに届けられるような作品であってほしいし、皆さんの中に残る作品であったらいいなという思いが終わりに近づくにつれてすごく強くなっています」と、撮影を振り返りつつ作品への思いを明かした。
浜辺は、残りわずかの物語について「ちょうど放送されている回では、女将として生き生きと、万太郎とは別の生活の方も始まっていて。子育ても子供たちが大きくなってきて、ここから終盤に向けて寿恵子もさらに歩みを進めていく中なんですけど」とコメント。「皆さまに寂しいと思ってもらえるような、そんな物語になっていけばいいなと、毎日放送を楽しみに見ております」と話した。
そして、いよいよ10月に放送開始を控える「ブギウギ」の撮影について、趣里は「毎朝支度中に『らんまん』を見ながらがルーティンだったので、終わってしまうのが寂しいという気持ちもありながら、いよいよ自分の『ブギウギ』が始まると思うと、ズキズキワクワクという感じなんですけれども…」とにっこり。
「今日ここに立たせていただいているのは私なんですけども、本当に毎日たくさんのすてきなキャストとスタッフさんが支えてくださっているので、その思いも込めて、毎日頑張りたいと思っております」と意気込みを語った。
また、セレモニーではプレゼントの交換も実施された。
神木と浜辺から趣里へは「高知の間伐材を使ったオリジナルホワイトボード」を贈呈。「一番今大変な時期ですよね。休めるときにはちゃんと休んでください。こちらから少しでもお力になれるように…」というコメントと共に、ブギウギのロゴとポスターでの趣里のシルエット、そして「らんまん」第1週のサブタイトルでもあったバイカオウレンが描かれたボードが贈られた。
また浜辺からは高知の特産である雨よけみかん、神木からは「永遠の幸せがブギウギの現場にありますようにという願いを込めて」と劇中に出てきたレプリカの四つ葉のクローバー、さらに「みんなで現場で“幸せ”を作れます!」と四つ葉のクローバーを作れるキットも贈られた。
プレゼントを受け取った趣里は「こんなに幸せな…。お二人に会った時からそうなんですが、『らんまん』チームに癒やされております。頑張ります!」と笑顔を見せた。
対する趣里から神木と浜辺へは、「鈴子の実家がお風呂屋さんということで、お湯でお疲れを癒やしてほしいという思いから」と、2作品のロゴが入った「木の湯桶」をプレゼント。それぞれのドラマの色が出たプレゼント交換となった。