さらに、「舞いあがれ!」の福原遥から神木が受け取ったバトンを、神木と浜辺が趣里に受け渡す“バトンパス”も実施。明るい雰囲気の中、バトンが趣里の手に渡った。
「(3月にバトンをもらった時は)福原さんが撮影を終わられていて、僕は撮影が折り返しの時期で、撮影中の環境と撮り終えた方から受け取るバトンというので当時は遠い未来だなという感じがしました。このターンに自分がなるとは…あんまり実感はないです。趣里さんには『本当に撮影頑張って! 応援してます!』という気持ちを込めて渡させていただきます」(神木)「私は途中参加だったので、趣里さんの大変さは私の何倍にもこれから及ぶんだろうなと思うと、もちろん大変なことへの応援もありますし、何よりもご健康、そして笑顔をたくさん浮かべられるような現場であることを切に願いながらお渡しできたらいいなと思っております」(浜辺)とエールを送った二人。
受け取った趣里は「ほんまおおきに、という感じで。お二人のすてきなメッセージを胸に、あと半年走り続けたいと思います」とうれしそうな表情を見せていた。
“朝ドラ”期間を走り抜けた神木は、長丁場な撮影で意識していたことについて「僕がすごく心掛けていたことは“遊び心”ですね」と告白。「リハーサルでふざけてみたり、アドリブも思いついてみたらやってみたりとか。現場で楽しい雰囲気もあると思いますが、芝居でもふざけられるところがあったら。山あり谷ありな物語もあると思うんですけど、その中でもちょっとした楽しいシーンとかで、遊び心というか余白があったら楽しいだろうなということを心掛けていました」と明かした。
浜辺は「私は息抜きを大事にしていました。カツラを作る40分間で携帯でゲームをしてみたり、漫画を読んだり、定期的に気分を変えながら自分で機嫌取りをして、好きに一人で過ごす時間を意識的に作っていました」と笑顔。「人とおしゃべりするのもすごく楽しんですけど、それだけだとたまにいっぱいいっぱいになってしまうので、一人でぼーっとしたり好きなことをしたりする時間を作るようにしていました」と、これから長丁場の撮影に挑む趣里へアドバイスを送った。
そんな趣里は、10月2日(月)よりスタートする主演作について「個性豊かなキャラクターと素晴らしい役者さんがたくさん出てきて、毎秒毎秒が見どころと言っていいほどすてきなお芝居のやり取りになっていると思います」とアピール。
さらに「何と言っても舞台のシーンがたくさん出てきますので、そちらも朝元気になっているような出来 になっていると思います。ぜひそれで元気になって1日を始めていただけたら、それ以上にうれしいことはないと思っています。そのために、毎日すてきなスタッフさんが、大変なスケジュールの中、支えてくださっているので、細部に注目してセットだったりも見てほしいなと思っています。一緒にズキズキワクワクしていただけたらうれしいです」と見どころを伝え、会見を締めくくった。