葉は「俺、万さんのこと好きなのに。あんたなんか嫌いだ」と言う。さらに、葉は瀬ヶ崎に「ヘラヘラしてんじゃねぇよ。何ちゃっかり横に座ってんだよ。名前で呼ぶ必要ねぇだろ。ふざけんな」と泣く。
瀬ヶ崎が葉の顎を持って目を見つめると葉は「俺のこと、好きなくせに」と言う。瀬ヶ崎はそんな葉を愛おしそうに笑って「お前、それいやだったんか」と言っておでこをコツンと合わせる。
「お前の方がそう思ってたんかよ。あぁもう、最高!」と瀬ヶ崎は笑って、葉の頭をヨシヨシとなでる。「取られちゃっていやだったなぁ」と瀬ヶ崎がなだめると、葉はかすかにコクンとうなずき、瀬ヶ崎は葉の耳元にキスをする。すると葉は安心したかのように、瀬ヶ崎の膝枕で寝るのだった。
瀬ヶ崎が万さんと仲良くしていることにやきもちを焼き、素直に「やだやだ」という葉がかわいすぎる。そんな葉を愛おしく思って笑顔になる瀬ヶ崎に、見ているこちらもニヤニヤが止まらなくなった。
◆構成・文=牧島史佳
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