コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、漫画家の卯花つかささんが描く『恋と献血』をピックアップ。
X(旧Twitter)で2023年8月22日に1話目を投稿したところ、7,000件を超える「いいね」と共に、続きを投稿する度、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、卯花つかささんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。
女子高生のギャルはドキドキしていた。
ここは献血ルーム。初めて献血するために訪れたが、自動販売機で多く売られている缶ジュース1本分(350ml)より多い400mlも血を採られると知って驚いてしまったようだ。
本来であれば、輸血に対するボランティアの意識から献血に協力する人が多いが、このギャルには別の理由がある。同じ学校に通う好きな人と共通の話題を作りたいためだ。そして、献血の帰り、記念品のキーホルダーを貰えることになった。思わず自分の血液型であるAB型に手を伸ばすが…。
「やっぱ こっち!」
好きな人と同じA型を選んだ。表情は満足気で、とてもかわいい。
献血ルームで過ごしている間、ギャルは度々好きな人を思い出す瞬間があったが、頬を赤らめてとても可愛らしい表情を浮かべる。
その後の話でも、献血の話題をきっかけに好きな人との会話を試みる中で、驚いたり、恥ずかしがったり、笑ったりと、主人公のコロコロ変わる表情が魅力的に描かれている。ギャルの一挙手一投足に、読者はキュンキュンすること間違いなしだ。ぜひ、主人公の恋を応援しながら作品を読んでみてほしい。
――『恋と献血』を描き始めたきっかけや理由などをお教えください。
そもそも私が献血に行った際に、推しの血液型の血液パックキーホルダーをもらって帰ったところ、作家友達内で「創作で、好きな人の血液型の血液パックキーホルダーもらう話可愛くない?」「いや、怖くない??」という話になり、じゃあ可愛いっぷりを描きますよ!と描き始めたのがスタートでした。
――今回の投稿には、他の話数を含めてたくさんの「いいね」やコメントが寄せられています。今回の反響をどのように受け止めていらっしゃいますか。
沢山の方に見て頂けて正直びっくりしています。
一度2年前に公開した作品の再掲だったので…。
とはいえ、たくさんの献血の体験談や、漫画に対する感想など色んなコメントをいただけて嬉しかったです!
――漫画を描く上で大切にしていることをお教えください。
基本的にわかりやすさと、あとキャラの表情やしぐさは魅力的になるように気をつけて描いてます。
――今後の展望・目標をお教えください。
現状、仕事が手一杯でなかなか難しいのですが、いつか「恋と献血」の続きを描きたいです!
――最後に、卯花つかささんの作品を楽しみにしている読者やファンの方へ、メッセージをお願いします。
いつも見て下さってありがとうございます!
読んでくださる方がいるので、漫画を描き続けられています。
これからもどうぞよろしくお願いします!
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)