橋本じゅん「マイペースな天才俳優」…中村倫也の印象や橋本を支えた友人たちの存在を明かす<ハヤブサ消防団>

2023/09/14 12:00 配信

ドラマ

橋本じゅんが中村倫也の印象を明かす※提供写真

中村倫也が主演を務める「ハヤブサ消防団」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の最終話が9月14日(木)に放送される。その放送に先駆け、同ドラマでハヤブサ消防団・分団長であり、まとめ役の宮原郁夫を演じる橋本じゅんからコメントが到着した。

「ハヤブサ消防団」とは?


同ドラマは山あいの小さな集落を舞台に描かれるホラーミステリー。中村は、池井戸が自身を投影した主人公のミステリ作家・三馬太郎を演じる。

物語は、スランプ気味の太郎が亡き父の故郷、ハヤブサ地区に移住するところから幕を開け、穏やかな田舎暮らしを手に入れたはずの太郎が、地元の消防団に加入したことを機に、連続放火騒動や住民の不審死などの怪事件に次々遭遇。

田舎町という小さな異世界を舞台に、予測不能なストーリーが怒涛(どとう)のように展開されていく。

橋本じゅんが感じた恍惚と不安


――出演が決まった時の気持ちを改めて教えてください。

共演者の皆さんが超信頼できる方々ばかりだったので、ご一緒できることに対して、「光栄」の一言でした。でも、その次に感じたのは、信頼できる方々ではあるけれど、こんなにみんな年齢層が高くて大丈夫だろうかと心配でした。「おじさんズ」の一員に入れていただいた恍惚と不安が押し寄せてきました。

――岡部(たかし)さんや梶原(善)さんもおなじみのメンバーなので「信頼している」とおっしゃっていました。

うれしいです!すごく勉強させていただきました。

――どういった点が「勉強」になったのですか?

普段から舞台で知っていたメンバーの映像での演技を、間近で見ることが、本当に刺激になりました。

「この役の時はこんなふうにアプローチしているんだ」という新た技術を見せていただく事ができましたし、僕が想像できていなかったことを、皆さんはそれぞれ深く台本からくみ取って、シンプルに演じていたりするので、とても感服しました。

もちろん撮影をしている時は僕も役に入り切っているので、すぐには気が付くことはできないのですが、完パケ(=完成された映像)を見て、「こんなふうに演じていたのか!」と気が付き、毎回、共演者の皆さんの頼もしさをうれしくかみ締めています。

――主演の中村さんの印象を教えてください。

倫也くんとも知り合って長いのですが、大した人だなと思っています。若い時からうわさをよく聞いていて、実際仕事してみて、チャーミングさ、coolさ、バランスのよさ、とにかく引き出しが多くて大きいです。

その大きさは会うたびに進化していますし、これからももっともっと大きな感性と器を持つ俳優になると思います。表現するうまい言葉は見当たらないのですが、あえて言うならすば「マイペースな天才俳優」ですね(笑)。

橋本じゅん※提供写真