【漫画】胸キュンすぎて尊い…互いに”推し合う”男女の漫画に「めっっっちゃ好き」「最高ですありがとうございます」の声

2023/09/22 18:00 配信

芸能一般 インタビュー

自分の推しに推されてた…胸キュン漫画が尊い画像提供/小牧まりあさん

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、漫画「ヒナとバンビ」の作者・小牧まりあさんの「推し合う2人は恋にならない」。

作者である小牧まりあさんが8月3日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、1.3万件を超える「いいね」が寄せられた。本記事では小牧まりあさんに、作品のこだわりなどについてインタビューをおこなった。

人気コスプレイヤー・タマキとモデルの深山、2人には推しがいるが実は…

推し合う2人は恋にならない1画像提供/小牧まりあさん

タマキは大勢のファンが押しかけるほどの人気コスプレイヤー。「誰かの『推し』になれるって幸せだ」とイベントを楽しんでいた。そのとき、イベントの時にいつも顔を見る常連の男性を見つけた。

熱烈なファンを目にして喜びを感じているタマキだが、実はタマキにはモデルの深山千明という推しがいる。スマートフォンの写真を見て「一生に一度でいいから生の姿を拝んでみたい」と考えながら歩いていた矢先、1人の男性とぶつかってしまう。

その男性はなんと、推しである深山だったのだ。深山もスマートフォンを見ていたため、お互いの画面に目が行ってしまった。するとタマキには深山の写真が、深山にはタマキの写真が表示されているのを見つける。タマキは推しである深山が自分の写真を持っていることに動揺を隠せなかった。

この作品を見た読者からは「めっっっちゃ好き」「最高ですありがとうございます」などのコメントが寄せられている。

「4ページ単位で美味しいシーンが必ず出てくるように」作者・小牧まりあさんの作品へのこだわり

作者・小牧まりあさんの作品へのこだわりとは画像提供/小牧まりあさん

――「推し合う2人は恋にならない」を創作したきっかけや理由があればお教えください。

元々SNSでギャップのある女の子のイラストを投稿していました。見て下さる人の中で男の子のギャップも見たいという声が多く、それならカップルで投稿するのはどうかと思い、4組のギャップのあるカップルのイラストを投稿してみたんです。その中で「オタク×コスプレイヤー」の2人の組み合わせが人気だったので、漫画で描いてみようと思い作品を作ったのが経緯です。

――本作を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。

やはり2人のギャップに注目して貰えたら嬉しいです。ヒロインのタマキはコスプレイヤーで可憐な姿を見せていますが、イベント以外ではメガネをかけたりゆるい格好をしていて、そこもまた素が見えて可愛いなと思ってます。深山はオタクをやってる時はとにかく良い意味でダサく見えるようにしました。その分モデルの時やメガネが取れた時にドキッとして貰えるよう、とにかく作画を頑張りました(笑)。

――本作の中で特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

最後、深山がタマキにメガネを掛けるシーンが気に入っています。丁度2人ともメガネを掛けていたのでこのシーンを描くことにしたのですが、他にはないこの2人だからこそ、というシーンになったので個人的に大好きです。その後にメガネを掛けたタマキのギャップ、メガネを外した深山のギャップの両方が見られるのもポイントかなと思っています!

――本作ではピンクとブルーの色使いに目を惹かれますが、漫画を描くときにこだわっていることがあればお教えください。

見せ場シーンを明確にする事を意識して作っています。特にSNSに投稿する場合、短く端的に情報を伝える必要があるので、今回投稿していた4ページ単位で美味しいシーンが必ず出てくるようにしています。あとは男性、女性どちらにも気に入って貰える漫画を作りたいので、女の子と男の子どちらも可愛く(カッコよく)なるように作画を意識しています。

――今後の展望や目標をお教えください。

今は次作の漫画の構想を練っている途中なので、より多くの読者が楽しんで貰える企画を考えたいです。そして連載化、メディアミックス化を狙っていきたいです!

――本作がX(旧Twitter)で大きな反響がありました。作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。

今作を沢山の人に見つけて貰えてとても嬉しいです!私としてもこの漫画で初めての挑戦が色々あったのですが、楽しんで頂けてホッとしました。また別の作品も発表していきますので、良かったらまた読んでみて下さい!