一方、ユカリの遺品である指輪が智明を再び容疑者にするために使えないかと考えた繭美は、理子と会った。そこで理子の本当の目的を問い掛けた。
理子は、大学生のときに智明に乱暴されて妊娠し、シングルマザーとして子どもを育ててきたことを告白。繭美や由香里から聞いた智明の姿は「昔と変わらず女を物として扱う」最低な男のままで、繭美たちの力になりたいと思ったのは本当ながら「最期にあいつを陥れるチャンス」として犯罪を計画した。
“最期”というのは、理子は末期がんを患っているのだ。智明に罪をかぶせられなくても、「最悪の場合、全部私がやったことにすればいい」という覚悟も持っていた。
明らかになった由香里と理子の過去。視聴者からは「戸籍がない、そうきたか」「彼女たちの誰一人として幸せになれない感じが辛い」「智明がそこまでひどいとは」といった声が。
そして、理子の先輩刑事・上原(野間口徹)の捜査が迫りつつあるなかで最後に流れたナレーションで「こうして迎えた彼女たちの最終章。それは絶望への幕開けだった」と語られたことに、「ここまででも相当絶望的な展開が続いているのに」「もうすでに苦しいのに」などの反響があった。
次回、9月21日(木)の放送が最終回となる。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)