<らんまん>志尊淳“竹雄”&佐久間由衣“綾”の旅立ち 四半世紀越しの指切りに視聴者も感慨「ひとり増えたね」

2023/09/15 11:03 配信

ドラマ レビュー

「らんまん」第120回より(C)NHK

神木隆之介主演の連続テレビ小説=朝ドラ「らんまん」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。9月15日放送の第120回では、竹雄(志尊淳)と綾(佐久間由衣)の旅立ちが描かれた。若き日に万太郎(神木)と3人でかわした指切りを、月日が経って今度は4人で…。前向きな別れに視聴者からも感動の声が上がった。(以下、ネタバレを含みます)

「もう一度始めるき。悔いが残らんように」


幕末から明治、そして激動の大正・昭和を舞台に、高知出身の植物学者・槙野万太郎(神木)が植物学の道を突き進む「らんまん」。第24週「ツチトリモチ」では、国が推し進める神社合祀令によって失われつつある地方の植物たちを思い、心を痛める万太郎の姿が描かれた。

東京大学を出ることになっても、小さな植物たちを守りたい。そう万太郎が決心したころ、竹雄と綾も自分たちの進む道を想い定めていた。沼津の酒蔵を買い取り、酒造りにもう一度挑戦する、という。

最後に屋台で寿恵子(浜辺美波)もまじえ顔を合わせた万太郎と竹雄、綾。綾が「もう一度始めるき。悔いが残らんように」と決意を口にすると、万太郎は「姉ちゃん、達者でな」と小指を差し出した。

あの日の約束「お互い、悔やまんこと」


第21回、まだ19歳の万太郎と22歳の綾、23歳の竹雄がそれぞれの道を思い定めてかわした指切り。万太郎は愛する植物の道を行き、綾が大好きな酒づくりを、そして竹雄が2人の“証人”になることを誓い、「お互い、今日選んだ道を悔やまんこと」と約束した明治14年のあの日から、四半世紀もの月日が経っていた。

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